「お菓子を通じて、誰かの人生をちょっと幸せにしたい」鎌倉紅谷 SNS担当を引き継いだ広報Yの2年間の軌跡

特集記事

リスのマークが可愛い「クルミッ子」をはじめ、「鎌倉だより」や「あじさい」などが全国的な人気を誇る菓子店『鎌倉紅谷』。

ここ数年、公式SNSで様々な企画を展開し、多くのファンを楽しませてくれています。

「クルミッ子検定」や有井社長へのインタビューなど、以前から鎌倉紅谷の展開を追っている「おいしいモノローグ」ですが、今回は2年前に社長からSNS運営を引き継いだという“2代目中の人” 、広報担当の山川優海さんにお話を伺いました。

鎌倉紅谷SNSの始まりから現在までを振り返る「ベストアルバム」。ラストのボーナストラックにはプレゼントも!?

最後の1曲まで、お見逃しなく!

【Track.01】〜SNS、はじめます〜


2011年、11月17日。

雪ノ下本店です。
鶴岡八幡宮に向かって、若宮大路・右側の通りにあります。

鎌倉紅谷 公式Facebookより


全ては、ここから始まった。



2008年に就任した鎌倉紅谷3代目社長 有井ありい宏太郎こうたろうは、どうすれば自社の魅力をより多くの人に知ってもらえるか、日々模索していた。

そして、Web関係の知り合いや副社長を務める妻の勧めで、社内初の公式SNSとなる鎌倉紅谷Facebookページを立ち上げた。

今から10年前。SNSがさほど普及しておらず、企業アカウントも少ない中、何もかもが手探りの状態であった。

鎌倉紅谷 代表取締役 有井宏太郎さん

その後、Facebook開設時と変わらぬ「もっとたくさんの方たちに魅力を伝えたい」という一心で、2015年にTwitter、2016年にはInstagramを続けて開設。

Instagram開設当時、ハッシュタグ「#クルミッ子」を辿ると、そこには未知の世界が広がっていた。

なんと、ファンの方たちの手によって、既に3,000枚にも及ぶ「クルミッ子」の写真が投稿されていたのである。
そんな世界を目の当たりにし、嬉しさを感じつつも、この世界を今まで知らなかったことに有井はショックを受けたのだった。

「お客様と直接つながれる、こんなに素晴らしい場があるなんて。これは自分が関わらない手はない。」

そう思った有井は、周りのスタッフの協力を得ながら、3つのSNSの運用を一手に担った。
徐々にフォロワーは増え、お客様との交流も盛んになる一方、社長業との両立の難しさに、少しずつ頭を悩ませるようになった。

「私に代わって、SNS運用を引き継いでくれる人はいないものか…」

Instagramを立ち上げた2016年あたりから、その悩みは本格的なものとなり、「広報担当者を採用する!」という解決策が、有井のSNS運営の目標に加わった。

【Track.02】引き継がれるバトン

そして2019年10月、ついに救世主が現れた。

彼女の名は、山川やまかわ優海ゆうみ

鎌倉紅谷の新たな広報担当として、中途採用で入社してきてくれたのだ。

もちろん、誰でも良かったわけではない。

何度も面接を重ね、有井は感じた。

「鎌倉紅谷の理念を理解し、お客様とのつながりを大切にしてくれるこの人になら、SNSを安心して任せられる。」

かくして、有井から山川へ、鎌倉紅谷SNSのバトンは引き継がれたのであった。

鎌倉紅谷公式Twitterより





―山川さん、こんにちは!クルミッ子ファンのさくらと申します。
今日は有井社長から引き継いだという「SNS運用」について、詳しくお聞かせください!

さくらさん、こんにちは!鎌倉紅谷 広報室の山川です。
どうぞよろしくお願いいたします。

―山川さんは鎌倉紅谷で、どのSNSを担当されているんですか?

主にInstagramFacebookを担当しています。

Twitterは社長と共同で運営し、私は『広報室より』と付けて投稿しています。

最近はSNSで楽しい企画をたくさん行っていますね
山川さんが入社してからのSNS企画を振り返ってみようと、ベストアルバム風にまとめてみました!

 



わぁ、ありがとうございます。本物のCDみたいですね!

―ひとつずつ、いや、1曲ずつ、お話を聞かせていただければと思います!

【Track.03】私の好きな鎌倉紅谷

私が入社して初めて取り組んだのが、2020年2月スタートの「第3回 Instagramフォトコンテスト」でした。

過去に第1回、第2回とやってきて、2年ぶりに3回目を開催しようということになったんです。

第3回のテーマは「私の好きな鎌倉紅谷」。

「クルミッ子」「あじさい」「鎌倉だより」など、5つの部門で募集をさせていただきました。

やはり圧倒的に「クルミッ子」部門の応募が多く、たくさんの方に愛されているお菓子なんだと実感しました。

クルミッ子部門優秀賞 sairi_tableさんの作品

―どの写真が一番印象に残っていますか?

お子様の笑顔のシーンを収めてくださった方、クルミッ子テイストの服装にバッグ、帽子など、全身コーディネートをしてくださった方、手描きのイラストを添えてくださった方など…。

本当に素敵なお写真ばかりで、選びきれないです。

最優秀賞 yuki.chichichiさんの作品
鎌倉紅谷賞 chibixstagramさんの作品

―本物の“リスくん”が写ったお写真もありましたね。

鎌倉紅谷賞 kitaokaichoさんの作品

はい。あのリスちゃんは女の子で「Kurumicco Factoryの工場長ピノちゃん」というストーリーを付けてくださいました。

くるみとクルミッ子に囲まれ、しっかりカメラ目線。こんなタイミングを激写できるなんてすごい!と感動しきりでした。

第3回フォトコンテストのお写真は、鎌倉紅谷公式サイトからもご覧いただけますので、ぜひ振り返ってみてくださいね。

 

【Track.04】山川優海は騙したい

―エイプリルフールの投稿も印象的でした。本気で信じそうになりましたよ!

クルミッ子衝撃の新事実👀!!
2020年4月1日、
鎌倉紅谷に大きな衝撃が走りました…
過去の資料を調べた結果、いつもリスくんが
持ち歩いているものは、なんと「クルミ」ではなく
「すもも」だったことが判明したのです🔍!!

鎌倉紅谷公式Instagramより

2020年のエイプリルフールは、いくつか案があった中から『すももッ子』を採用しました。

リスくんが手にしているのは「クルミ」ではなく「すもも」だった、という設定です。
シェフにお願いして、本当にすももを入れたバージョンを作ってもらったんですよ。

―本物を作ったとは、気合が違いますね。お客様の反応はいかがでしたか?

「信じそうになった!」「可愛いし、おいしそう」などのコメントをたくさんいただきました。

店頭で「すももッ子ください」と、買いに来てくださった方もいて。

SNSのみの企画のつもりで、店舗へは連絡していなかったので、お客様や売り場のスタッフを困惑させてしまいました。

―信じちゃったんですね!私も最後まで読まなければ信じてましたから、無理もないです(笑)

今年の『クルミッッッ子』も、なかなかの衝撃でした。

先日、本店の5階で先代が残したレシピが見つかり、
再度確認をしたところ…👀🔍
クルミッ子はたっぷりのくるみと自家製キャラメルを
「バター生地でサンドし、さらにサンドしてサンド」して
焼き上げたお菓子であることが判明💡

今日からは先代のレシピを忠実に再現し、
たっぷりのくるみと自家製キャラメルを
「バター生地でサンドし、さらにサンドしてサンド」した
「クルミッッッ子」🐿🐿🐿
として再スタートいたします✨

鎌倉紅谷公式Instagramより

こちらもシェフに、3段仕立てのリアル『クルミッッッ子』を作ってもらいました。

「びっくりした!」「読み方を練習しなくちゃ」「商品化してほしい」など、200件以上のコメントをいただき、反響が大きかったです。

―私も家で見て、一瞬信じたあと笑っちゃいました!
エイプリルフールって、ネタを考えるのが難しそうですよね。

実は「エイプリルフールを仕掛ける」という経験が初めてで、どんな内容にするのかとても悩みました。

あまり現実味がなさすぎてもだめだし、現実的すぎても面白くないし、クスッと笑えるくらいのちょうど良い塩梅ってどこなんだろう、と。

皆さまにほっこりとした時間をお届けできたなら、嬉しいです。

来年もどうぞお楽しみに♪

【Track.05】私たちはつながっている

―コロナ禍で、おうちで楽しめる企画をたくさん発信されていましたね。

はい、昨年はひと月半ほどの期間、オンラインショップを含め全店休業を迫られた時期がありました。

「お菓子屋がお菓子をお届けできない」という厳しい状況の中で、私達にできることはなんだろうか。
社長、副社長を含めみんなで考えた結果、おうち時間を楽しく過ごしていただけるような企画をお届けしました。

お家で鎌倉紅谷を楽しむ方法

最近の状況もあり、お家で過ごす時間が
増えていますね🏠

そんな中、お家の中で「おいしく過ごす」様子が
社内スタッフから続々と…🐿♪

皆さまのお家時間が、少しでも明るく、そして
楽しいものになりますように…🌟
そんな願いを込めて、今日から社内スタッフが
楽しんでいる、「お家での鎌倉紅谷の楽しみ方」を
ご紹介したいと思います☺

鎌倉紅谷公式Instagramより

休業期間中、スタッフから「鎌倉紅谷のお菓子を楽しむ様子」の写真を募集し、SNSで紹介していきました。

写真の提供は自由でしたが、たくさんのスタッフから「この写真使ってください」とメールが届き、多くの人に支えられているなぁと、感慨深かったです。

#私のリスくん

#私のリスくん 受賞作品

#私のリスくん』と名付けた、リスくんのイラスト募集も開催しました。

びっくり箱を開けるリスくん、アマビエさんと向かい合うリスくんなど、皆さまいろんな発想で、可愛らしいリスくんを描いてくださいました。

募集当初ははっきり賞品を明記していたわけではなかったのですが、想像以上にたくさん、そして素敵な作品をお送りいただいて…。

特賞の1名様へは、ご応募いただいたイラストがパッケージになったクルミッ子を、「私のリスくん賞」8名様へは、イラストをデザインしたポストカードをお贈りいたしました。

リスくんの塗り絵

おうち時間を楽しんでいただけるよう、リスくんのイラストを使った「塗り絵」を、公式サイトに公開しました。

最初にシンプルなリスくんイラストを16種類。
その後、源頼朝など複雑なイラストを3種類ご用意しました。

シンプルなものはお子様向け、複雑なものは大人向けのつもりでしたが、シンプルリスくんは大人の方にも楽しんでいただけたようです。

リスくん塗り絵はこちらからダウンロードできます。
ぜひ印刷して塗ってみてくださいね♪

七夕

毎年「七夕」が近づくと、八幡宮前本店に笹の葉と短冊を用意し、お客様に短冊をお書きいただいて飾っています。

昨年からは、コロナの影響でご来店が難しいということもあり、SNSで「お願いごと」を募集し、スタッフが代わりに書いて飾らせていただくことに。

思うようにご来店いただけない中でも、どうやったらお客様とのつながりを持ち続けられるかと、考えた上での取組みでした。

2年連続お願いごとをお寄せいただいた方や、「去年の願いごとが叶いました!」とお伝えくださった方もいて、私自身何をしたわけでもないのですが、とても幸せな気持ちになりました。

来年は、気兼ねなくお店へいらしていただけるような情勢になればいいなぁと思います。

―コロナ禍、特に休業期間中のSNSは、どんな気持ちで発信していましたか?

社内のスタッフが協力してくれたり、企画を投稿したときにお客様が嬉しい反応をくださったり、そういった周りの方の力が励みになっていました。

お客様に少しでも元気になってもらおうと思って始めた企画ですが、私の方がお客様に元気づけられることが多かったです。

【Track.06】Kurumi no hi -2020 ver.-

―「くるみの日」の企画をされたのは山川さんだと伺いましたが。

はい。実は普段から「今日は何の日?」というのをチェックしているんです。
鎌倉紅谷の商品で関連するものがあれば、SNSで紹介するようにしています。

そこで9月30日に「くるみの日」を見つけて、これは何かやらねばと。
せっかくなので9月を丸々「くるみの日」月間として、いくつかの企画を開催しました。

くるみチラシ&くるみクイズ

9月中、店頭でお買い物をしてくださったお客様に「くるみチラシ」をお配りしました。

“くるみが実り、日本へ運ばれ、クルミッ子になるまで”のストーリーを紹介したチラシです。

Instagramでは、クルミッ子の材料である「くるみ」について詳しく知ってもらうべく、5週に渡り「くるみクイズ」をお届けしました。

#みんなでクルミッ子

「くるみの日」月間の締めくくりイベントとして、9月30日の夜9時30分にクルミッ子をみんなでもぐっと頬張る『#みんなでクルミッ子』を開催しました。

私はその時間、家で過ごしていたのですが、スマホを開くとちょうど9時30分に皆さまの投稿が一気に流れてきて…感動して思わず涙ぐんでしまいました。

―私も参加しました。不思議な一体感があって、ワクワクしました!

Instagramライブ

―社長・副社長が出演されているインスタライブも「くるみの日」企画がきっかけだったんでしょうか。

はい。インスタライブも、この頃に初めて企画したものです。

コロナ禍の自粛期間中、インスタライブを配信される方が増えて、私自身もよく観ていました。

当時は芸能人やアーティストの方が多かったのですが、鎌倉紅谷でやってみても面白いんじゃないか、と思ったんです。

お客様とリアルタイムでコミュニケーションが取れますし、ライブならではの何か新しいことができるかもしれない、と。

初回は2020年9月22日で「クルミッ子10個入(缶)」を初お披露目いたしました。

―たまにカメラ側でささやき声が聞こえるのは、山川さんだったんですね

ささやき、聞こえちゃっていましたか(笑)
最近は声が入らないように、カンペを用意するようになりました。

―カンペ!テレビの生放送みたいですね!ライブ内容も山川さんが考えているんですか?

テーマやタイムスケジュールは、私が作っています。
初回はしっかりと台本を作って、セリフまで書いていました。

回を重ねるごとに台本が必要なくなってきたので、今ではタイムスケジュールを渡し、打ち合わせをし、そのまま本番!といった感じです。

―コメントもリアルタイムで拾ってくれますよね。

はい。いただいたコメントには、可能な限り目を通すようにしています。

出演者側にも端末があり、一部ではありますが、ライブ中にお返事をお伝えしています。

―今後、山川さんの出演予定は?

出演…予定はなく、裏方に徹したいと思います。

カメラを動かす撮影の際など「カメラさん頑張って!」とコメントを頂戴することも多く、観ている方が酔わないように撮影の腕も磨いていきたいです。

―脚本・プロデューサー・ディレクター・カメラ:山川さん、というわけですね。これからも応援しています!

ありがとうございます。今後も定期的に開催し、鎌倉紅谷の最新情報をお伝えしていきます。

毎回旬なプレゼントもご用意していますので、楽しみにご視聴くださいませ!

【Track.07】ラッキーハートをつかまえて♡

―クルミッ子の断面からハートを見つける「ラッキーハートクルミッ子部」も発足しましたね。部活動にしようと思ったきっかけは?

“クルミッ子の断面に、ハート形のくるみが隠れている”というのは、以前からお声をいただいており、社長が「ラッキーハートクルミッ子」と名付けていました。

ある日社内のスタッフが、ハートが3つ入ったクルミッ子を見つけたんです。

「SNSに載せるのにどうですか?」と持ってきてくれて、それがあまりにも見事なトリプルハートだったものだから、ただ紹介するだけではもったいないね、という話になり、部活動を発足するに至りました。

―私もハートを見つけて、部員証を送っていただきました。

これは珍しい、横並びダブルハート!入部ありがとうございます。

ハッシュタグ「#ラッキーハートクルミッ子部」を付けてハート入りクルミッ子の写真を投稿してくださった全ての方に、部員証として、オリジナル壁紙をお送りしています。

―全員に送るのって、正直大変じゃないですか?

いえ、むしろ楽しいんです。
部員証をお送りすると、お返事に“クルミッ子愛”溢れたメッセージを添えてくださる方も多く、その度に元気をもらっています。

部員証は初回のみですが、継続して、2回3回と投稿していただけたらありがたいです。新入部員もどしどしお待ちしております!

▼ラッキーハートクルミッ子部の詳細はこちらから。

 

【Track.08】感謝カンゲキ粉袋

―今年の7月には、Instagramのフォロワーが5万人を突破。レアなプレゼント企画が話題となりましたね。

おかげさまでフォロワー数が、Instagramで5万人、Twitterで3万人、Facebookで1万人を達成いたしました。

こうして応援してくださる方の輪が広がっていくのは、本当に嬉しい限りです。

私の中で「インスタフォロワー数、めざせ5万人!」をひとつの目標にしており、皆さまへの感謝の気持ちを形にしたくて、プレゼント企画をやらせていただきました。

Twitter3万人、Facebook1万人も個別に企画を予定していましたが、たまたま達成時期が重なり、同時開催となりました。

―プレゼントの粉袋バッグは、どのように生まれたんですか?

社長がTwitterに、クルミッ子に使う小麦粉を紹介したのがきっかけです。

クルミッ子専用の小麦粉は、リスくんが描かれた特別デザインの袋に入っています。

その袋を見たファンの方から「かわいい!同じデザインでエコバッグにしてほしい!」といったお声をいただきました。

さらにそれを見たアップサイクルクラフトの「OZZOオッゾ PLUSプラス」さんから「それ、加工してバッグにできますよ」と、ダイレクトメッセージでご連絡をいただいたんです。

※アップサイクル…素材を活かし、元製品よりも価値の高いモノに生まれ変わらせること



―まさかあの粉袋がそのままグッズになるとは、驚きでした。

私もご連絡いただくまで、こんな風にできるとは知らなかったです。

粉袋バッグは時間をかけて手作業で作っているため、継続的な販売は難しいのですが、プレゼントならと。

かなり早い時期から製作をお願いして、50個ご用意しました。

3,000以上のご応募をいただきまして、全ての方に差し上げられなかったのは心苦しいですが、またこのような、皆さまに喜んでいただける企画を開催していきたいです。

【Track.09】電脳リスくん

―鎌倉紅谷の新たなSNS、公式LINEアカウントも始まりましたね。

LINEは圧倒的にユーザー数が多いので、今までのSNSだけでは届かなかった方へも、鎌倉紅谷の情報をお届けできればと思いスタートしました。

LINEアカウントでは、毎月1回程度、新商品や季節に合わせたお菓子の楽しみ方などをお届けしています。

その時の気分に合わせたおすすめお菓子をご案内する「今日のおやつ」という機能もご用意していますよ。

―“クルミッ子”などお菓子の名前を送ると説明が送られてきたり、あいさつも返してくれました!

いろいろとお試しいただき、ありがとうございます。

話しかけていただくと、うまい具合に会話が成り立つこともあるんだとか。

LINEはまだ始まったばかりで、担当者と共に少しずつ育てていきたいと思っています。

今後の進化にもどうぞご期待ください!

鎌倉紅谷公式LINE、友だち追加はこちらから。

 

【Track.10】Kurumi no hi -2021 ver.-

―今年の「くるみの日」月間は、新たな取組みが加わったとか?

今年は「くるみチラシ」の2021年バージョンをご用意しました。

裏面には「くるみの日」に向けての企画を、まとめて掲載しています。

ラッキーハートクルミッ子部」では、くるみの日月間だけの特別バージョンの壁紙をプレゼント。

店頭・オンラインショップでは「くるみチラシ」と一緒に、厚紙で作った「リスくんクリップ」付きのチラシを、お買い物いただいたお客様にお配りいたしました。

そしていよいよ「くるみの日」当日は「#みんなでクルミッ子」ですね!

はい!午前または午後の9時30分にクルミッ子をもぐっとしていただき、ハッシュタグ「#みんなでクルミッ子」を付けて、SNSにご投稿ください。

さらに今年はインスタライブを、くるみの日の朝と夜、2回開催予定です!

  • 朝の部:9月30日(木) 09:10〜
  • 夜の部:9月30日(木) 18:00~

こちらもあわせてご視聴いただけたら嬉しいです♪

くるみの日インスタライブは終了しました。
アーカイブは以下からどうぞ。

[朝の部]

[夜の部]

【Track.11】鎌倉紅谷forever

「お菓子愛」から鎌倉紅谷へ

―山川さんはどうして、鎌倉紅谷に入ろうと思ったんですか?

やはり一番の理由は「お菓子が好きだから」です。

子どもの頃から、毎晩食事が終わった後に、お茶や飲み物を用意してみんなでお菓子を食べる「お茶会」がありました。

お団子とか大福とか、ほんとに身近なお菓子なんですけど、「今日は何食べる?」「何飲む?」といった団らんの時間が好きで、生活の一部になっていました。

―お菓子は山川さんにとって、特別な存在なんですね。

はい。とっても“身近”で“特別”な存在です。

自分が社会人になり、社会にどう貢献できるかと考えた時に「お菓子に関わる仕事なら、誰かの人生をちょっと幸せにできるんじゃないか」と思ったんです。

それで、新卒でお菓子の会社へ就職しました。

―最初の会社ではどんなお仕事を?

販売からスタートして、採用担当になり、広報も兼任していました。

その後別の業種も経験しましたが、心の中で「お菓子に関わる仕事がしたい」という気持ちはずっとありました。

ちょうど転職を考えていた時期に、転職エージェントさんに紹介していただいた募集案件を見て、「これだ!」って。

―ビビッときたんですね?

はい。鎌倉紅谷の経営理念「おいしい」の先にある気持ちを一番大切にするにビビッときました。

「おいしい」を重視している会社はたくさんありますが、さらにその先を描いてやっているところは少ないので、すごく共感したし、素敵だな、と思ったんです。

―鎌倉紅谷とのファーストコンタクトは?

社会人になったばかりの頃、可愛らしい女性の先輩が、鎌倉へ行ったお土産として渡してくれたのが「クルミッ子」でした。

「可愛いお菓子だなぁ。やっぱり可愛い人は可愛いお菓子を知っているんだなぁ。」なんて思ったのを覚えています。

入社前はそこまで詳しくなかったので、さくらさんが書いた「クルミッ子検定」を読んで勉強し、面接に挑んだんですよ。

クルミッ子検定…2018年、Rettyグルメニュースにてさくらが執筆した、クルミッ子の特集記事。

―そうだったんですか!意外な接点が。お役に立てて嬉しいです。

「Y」と名乗らなくなった日

―有井社長からSNSを引き継いでみて、どうでしたか?

入社したての頃は、毎回すごく緊張しながら投稿していました。

社長が長い間続けてきたSNSだったので、そこに付いてくださっているファンの皆さまの期待を裏切らないようにしないといけない、と。

まずは「鎌倉紅谷」のことを知る、そして「ファン」のことを知る、そのふたつを大事にしようと心がけていました。

―初めの頃は投稿で「広報室のYです」と名乗っていましたよね。
昨年4月頃から名乗らなくなりましたが、きっかけはあったんでしょうか。

そうですね、特別大きな出来事があったわけではないのですが…

振り返ってみると、コロナ流行でお店が休業に入り、SNSだけでも何かできることはないかと必死に考えていた時期でした。

そこから単なる「お知らせ」ではなく「自分の言葉で発信する」ということが形にできたんだと思います。

フォトコンテストやエイプリルフールなど、いくつか任された企画を終えて、自信や自覚が出てきたタイミングだったのかな、とも思います。

―今の山川さんにとって、鎌倉紅谷SNSはどのような存在ですか?

ファンの皆さまとの、つながりの場所。そして、私の心の拠り所でもあります。

毎日の生活の中で、楽しいこともあれば、落ち込むこともある…
そんな、日々気持ちの変化がある中で、ファンの皆さまとのコミュニケーションに支えられている部分が大きいです。

コメントは全て拝読しており、できる限りお返事もしているんですが、そのやりとりにほっこりしたり、励まされることが多いんですよね。

だからこそ、皆さまにとっても「立ち寄って良かった」と思えるような場所になるよう、より一層力を注いでいきたいです。

山川さんから鎌倉紅谷ファンへメッセージ

―最後に、鎌倉紅谷SNSをフォローしているファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。

いつも鎌倉紅谷SNSをご覧いただき、たくさんのお声をお寄せいただきまして、ありがとうございます!

SNSは、こちらから情報を発信するだけの一方的な場ではなく、鎌倉紅谷とファンの皆さまとが、お互いに交流できる場でありたいと考えています。

投稿を温かく見守ってくださる方、いいねやコメントをくださる方、皆さまのお力があってこそ運営できており、日々感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も、ほっこりするような場所を皆さまと一緒に作り上げていきたいと思います。

ワクワクするような、新たな企画もお届けしてまいりますので、楽しんでご参加いただければ嬉しいです!

―山川さん、ありがとうございました!







【Bonus track】QUIZ KURUMICCO ACADEMY

ここからは、ボーナストラック!

私からひとつ、クイズを出題いたします。

9月30日」は、何の日でしょう?(以下の4つから選んでください)

●鎌倉紅谷創業記念日
●くるみの日
●有井社長の誕生日
●私、山川の誕生日


ここまで読んでくださった方なら、簡単ですよね。

クイズに正解した方の中から抽選でプレゼントをご用意していますので、ぜひチャレンジしてみてください♪

―プレゼントをいただけるとは、ありがとうございます!!!
気になる内容は?

抽選で5名様に「Kurumicco Factory限定マグカップ1個(色はお任せ)」と「クルミッ子プチギフトBOX(2個入)」のセットをお贈りいたします。

以下の応募方法に沿って、Twitterよりご応募ください!

たくさんのご応募、お待ちしております。

※プレゼント企画の応募期間は、終了いたしました。

【プレゼント応募方法】

①Twitterで以下の2アカウントをフォロー。

②おいしいモノローグアカウントからの、当記事紹介ツイート(9月29日投稿)
ハッシュタグ「#クルミッ子モノローグ」を付け、クイズの答えを記載の上、引用RTしてください。

【応募期間】2021年9月29日〜2021年10月20日

※アカウントは公開設定のものに限ります。鍵付きアカウントの場合、抽選が出来かねますことをご了承ください。

※当選された方へは、10月23日までに、おいしいモノローグアカウントからダイレクトメッセージをお送りいたします。

※当選発表の期日までは、2アカウントのフォローを外さないようお願いいたします。

 

鎌倉紅谷 関連リンク

鎌倉紅谷 公式サイト

▼株式会社鎌倉紅谷 公式サイト

▼鎌倉紅谷 公式オンラインショップ

鎌倉紅谷 公式SNS

 

鎌倉紅谷に関する当ブログの記事

▼有井社長へのインタビュー(2020年10月)

▼商品・店舗紹介記事

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