群馬が誇るソウルフード「登利平(とりへい)」の鳥めしをご紹介します。
群馬出身の私が、登利平の鳥めしを徹底分析!
食レポ、店舗一覧、おトクな豆知識など、登利平についての全てをまとめた「登利平 完全ガイド」です。
登利平の鳥めしとは
登利平は、群馬県前橋市に本社を置く食品会社。
代表的な商品といえばもちろん「鳥めし」です。
登利平の鳥めしは群馬県民なら誰もが知っている、超有名なお弁当。
正式名称「上州御用 鳥めし」というらしいですが、まさに名前の通りで、上州(群馬)のあらゆる行事、イベント事のお弁当にはこの鳥めしが使われます。
もちろん普段から家庭でも買って食べます。まさに群馬のソウルフード。
どんなお弁当なのかというと、白いごはんの上に、醤油ベースのたれが絡んだ薄切りの鶏肉を敷き詰めたシンプルなもの。
肉はもちろん、たれが染みたごはんも含めておいしいんです!
甘すぎずコクがある絶妙な味わいのこの「たれ」は唯一無二ですね。
「鳥めしのたれ」としてこれだけ売ってほしいくらい。
そんな美味しい鳥めし、群馬県出身の私は小さい頃から当たり前のように食べていて、群馬のものだと意識してなかったんですが、実は群馬(と埼玉・栃木の一部)にしかお店がないらしい。
鳥めしの美味しさを世に広めるべく、詳しく解説していきます!
鳥めしの種類 スタンダードは竹?
登利平の鳥めし、実は2種類あるんです。
- 鳥めし 竹弁当
- 鳥めし 松弁当
竹と松、違いは使っているお肉の部位にあります。
竹の方は鶏胸肉だけなのに対し、松には胸肉とモモ肉の両方が入っています。
- 竹:730円
- 松:830円
値段も松の方が100円高くて、高級品。(値段は2021年5月確認)
しかーし、群馬県民に単に「鳥めし」というとほぼ100%「竹」の方をさしますね。
イベント事で使われるのも竹のみ。松を食べたことある人でも「松の方が高いけど竹のがウマイよねー」という始末。
先に販売された元祖が竹だからなのかなんなのか、詳しいことは分かりませんが、松さんあまりにも不遇すぎやしませんか。
そこで、竹と松を食べ比べて徹底比較してみました。
登利平の鳥めしがどんな味が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
どこで買えるの?登利平店舗一覧
登利平の鳥めしを買えるお店は、群馬県内に26店舗、埼玉県に5店舗、栃木県に1店舗です。東京にはないんです、残念。
店舗一覧はこちらにまとめました。
お取り寄せ・通販で買える?
登利平公式HPに「オンラインお弁当注文」というページがあります。
なんと、鳥めしを指定した場所に配達してくれるんですね。しかも配達料無料!
さすがに1個から配達してくれるわけではありません。
高崎・前橋などの本社に近い地域では10個から、県内のそれ以外の地域では20個から注文できます。
県外でも埼玉・東京では配達可能とのこと。(時間・個数により応相談)
「お届け日前日の14:00まで」に注文すればOKとはなかなか融通が効きますね。(鳥めしのみ、他のお弁当は3日前まで)
登利平の鳥めしをイベントごとで使いたい方は、ぜひ利用してみましょう。
レストランもあるんです
登利平といえば鳥めし弁当が有名ですが、こだわりの鶏肉料理をイートインできるレストランもあります。
鳥めしを売っている「お持ち帰りコーナー」の他に、お食事処も併設。
メニューは定番の鳥めし(竹・松)をはじめ、チキンかつ、照り焼き重、お弁当にはない「唐揚げサラダ」なんてのも。
実は私、鳥めしは幾度となく食べてるんですが、登利平のレストランで食事したことなかったんですよね…。(群馬県民あるある
先日ようやく「登利平レストランデビュー」してきました!
詳しくは別記事にて。
イートインできる店舗を探すには、店舗一覧をどうぞ。
まだまだあるよ「登利平」豆知識
他にも紹介しきれなかった登利平情報がたくさん。
知って得する登利平豆知識をひたすら綴ります!
昼食用、夕食用ってなに?
登利平の鳥めし弁当には「昼食用」と「夕食用」があります。
簡単に言うと賞味期限ですね。昼じゅうに食べてほしいか、夜までもつかという違い。
お店の売り場に「ただいま販売中のお弁当は昼食用です」などの看板が出ています。
店舗にもよりますが、大体午後2時を過ぎると夕食用が販売され始めるみたい。
食べる時間を考慮して買いましょう。早く買っちゃうと夜までもたないですからね。
賞味期限は鳥めしに貼られたシールに書いてあるので安心です。
登利平の焼き鳥がおいしいってホント?
登利平の鳥めしがおいしいのは周知の通りですが、実は「焼き鳥」もすごくおいしいんです。
レストランで食べられるほか、テイクアウトで販売もしています。
鶏肉がおいしい、そして別添えで付けてくれるタレが甘すぎずおいしい。
いつも鳥めしと合わせて買ってきます。
「登利平」の社名の由来
「登利平」と書いて「とりへい」と読む。「鳥」って文字は使わないんだ。ちょっと変わった表記ですよね。
気になって社名の由来を調べてみました。
登利平は相互信頼関係にある社員と共にお客様に愛される商品・サービス・技術の創造に努力することにより、「顧客の利益」「社員の利益」「会社の利益」の完全なバランスを基本にした経営を確立していきます。 この3者の利益が平等に登っていく、そんな意味を込めて社名を「登利平」と致しました。
顧客・社員・会社 の3者の「利益」が「平等」に「登って」いく。そんな意味が込められてるんだそうです。深い。
とりへいって変換できない!なんて怒っちゃだめですね♪
鳥めしのパッケージは「上毛三山」
登利平の鳥めしを包んでいるこの包装紙、まじまじと見たことありますか?
群馬を代表する山々「上毛三山」(赤城山・榛名山・妙義山)が描かれてるんですね。
しかもよく見ると竹と松では絵が違う。松の方は鳥めしを食べてる絵なのか…!
山に囲まれた上州のイメージにピッタリなイラストですね。
ちなみに鳥めしが入っているこの器は、発泡スチロールでできています。
女性や子供でも手で持って食べられる軽くてコンパクトな作り。
実際、外のイベントで鳥めしが出されると、片手で縦に持って食べるのが一般的。
テーブルがなくても食べやすい優しい設計です。
鳥めし以外のお弁当ってどうなの?
登利平は鳥めし以外にもいろんな種類のお弁当を販売しています
「上州麦豚炙り焼き弁当」「鳥追い弁当」「ソースカツ弁当」などなど。
一通り食べたことありますが、本当にどれもおいしい。
「上州麦豚炙り焼き弁当」は特におすすめです。鶏じゃなくて豚なので、鶏肉が苦手な人でも食べられますよ。
鳥めし竹・松を制覇したら、次は違うお弁当も試してみては?
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