登利平の鳥めし「竹」と「松」どっちがおいしい?群馬県民が徹底検証!

グルメ(お菓子以外)
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群馬県民のソウルフード「登利平」の鳥めしを食べ比べしてみました!

シンプルな鶏胸肉の「竹」、胸肉ともも肉両方が味わえる「松」、本当においしいのはどっちだ!?

竹がスタンダード 登利平の鳥めしとは

群馬県民なら誰もが知ってる超有名なお弁当、「登利平」の鳥めし。

竹と松の2種類があり、使われている鶏肉の部位が違います。(竹は胸肉、松は胸肉ともも肉)

  • 鳥めし弁当(730円)
  • 鳥めし弁当(830円)

運動会などのイベントごとで使われる時は大抵「竹」ですよね。

「鳥めしと言ったら竹が標準でしょ。」「松の方が高いけど竹の方が好き。」など、何かと「竹」が可愛がられていて「松」が不憫な印象ですが…。

実際のところどっちがおいしいのか。

群馬出身の私が、改めてふたつを食べ比べて徹底比較してみました!

赤いのが竹、緑が松

ひとつずつ買ってみました。

パッケージの色がはっきり違います。左の赤いのが竹、右の緑色が松。

群馬県民は色で判断するけど、さりげなく「竹」「松」の表示もあるんですね。

包みを開けてみます。あ…撮影ミスって左右逆転してしまった…。

写真右、薄切り胸肉だけのものが竹、左の分厚いもも肉が入っている方が松です。

竹を実食!

まずは定番の竹から実食。

この赤茶色のパッケージが「ザ・鳥めし」って感じ。「群馬県優良物産推奨品」の認定マーク付き。

原材料はこちら。鶏肉は「むね肉」のみ。

キレイに並べられた薄切りの鶏胸肉。付け合わせはお漬物だけと、潔いシンプルさです。

鶏肉をめくると、たれのたっぷり染みた茶色いごはんが登場。ごはんの上には刻み海苔が敷かれています。

甘じょっぱくて深みのある独特のたれが超おいしい

このコク、なんとも形容しがたいです。あえて例えるなら、十勝豚丼のたれの味に近い…かなぁ。

鶏胸肉はややパサッと感がありますが、薄く切られてるので箸でもほぐせる程度の柔らかさ。

しっかり味が染みていて、ごはんとの一体感もあります。

海苔の風味とたれの醤油の香りが合わさった「たれしみごはん」はもうホント、最高ですよ。冷めてもおいしい。

そうそう、忘れちゃいけないポイント。

お弁当の隅っこには、細切れの鶏肉が入ってるんですよね。

製造の途中で出た「端っこ」なのかもしれませんが、これがまた味が濃くておいしいの。

鳥めしの付け合わせといったら「葉唐きゅうり・つぼ漬け・小梅」この3つのお漬物。

子供の頃から食べてるけどこれは変わりません。

梅だけごはんの方に置かれているのは、殺菌作用を生かすためかな?

小梅はいわゆるカリカリ梅で、めんどくさくて食べないこともあります。(こら

葉唐きゅうりはピリ辛でしょっぱめ、つぼ漬けは甘めでおいしい。いい箸休めになります。

松を実食!

お次は松を食べてみます。

県民でもちょっと見慣れない緑のパッケージ。あぁ、これが松か…という新鮮味がありますね。

原材料は「もも肉」が追加されている以外、竹と一緒。

表面の半分が鶏胸肉、もう半分がもも肉で覆われています。

もも肉は厚みがあるので竹よりボリューミー。

付け合わせの漬物3種は同じです。

鶏もも肉、持ち上げてみるとこの厚み。大きくて食べ応えがありますよ。

プリっと程よい歯応えのもも肉は、胸肉と同じく特製のたれが絡んでます。

絡んでる…んですけど、分厚いので中までは味が染みてないんですよね。

鶏肉本来の味が楽しめて良い反面、場所によってはやや薄味に感じるかも。

胸肉と違ってごはんとの一体感はなく、肉は肉、ごはんはごはんで別々に楽しむ感じになります。

ここが好みの分かれるところなのかもしれません。

「はしっこ肉」は松にも健在です。味しみしみでうまぁ…。

鳥めしの影の主役、「たれしみごはん」の具合も竹と一緒。違いは本当に肉だけですね。

結局どっちがおいしいの?

登利平の鳥めし「竹」と「松」、結局どっちがおいしいのか。

結論としては・・・

どっちもおいしい!!

「答えになってないぞ」という声が聞こえてきそうなので、ちょっと補足しますと…

まず、違いは肉だけ、しかも全体の半分だけ。鳥めしの要となる「特製たれ」の味は一緒なのでおいしくないはずがない。

その上で、松はプリプリしたもも肉とあっさり胸肉の両方を楽しめるのがすごく良いです。

ただしもも肉はごはんとの一体感がなく、いわゆる「鳥めしらしさ」に欠けるのです。

「お肉大好き、肉食べた感を味わいたい!」って人は松。

「鳥めしのあのたれの味が好きなんだ。シンプルに食べたいんだ。」って人には竹がおすすめですね。



あとは温度の問題。

買ってきてすぐの温かいうちは「松」、冷めてからは「竹」の方が美味しく感じます。

脂身のあるもも肉は冷めると固さが気になるんですよね。

だからイベント事で出てくるのは竹のみなのかも?

温め直せる環境があるならどちらもありです。

群馬県民は「竹派」が多いようですが、私の父は「松派」でした。

毎回父の分だけ松を買ってましたね。ボリュームのある松は、男性ウケが良いようです。

登利平の鳥めしを初めて買って食べるなら・・・

「竹」の要素を半分持ちあわせた「松」からチャレンジしてみるのが実は手っ取り早い方法かもしれません♪

登利平の鳥めし、カロリーは?

  • 竹弁当 560kcal
  • 松弁当 730kcal

厚みのあるもも肉入りの「松」の方が170キロカロリーも高いです。

ただしその分タンパク質も摂れるので、竹がヘルシーと一概には言えなかったり。

好きな方を食べるのが一番です。

登利平の鳥めしはそのまま電子レンジ不可!

鳥めしのこの容器、電子レンジ不可だって知ってました…?

私は知らずに、輪ゴムと割り箸だけ取ってそのままレンジにかけてました。よく見たら不可って書いてあった…。

温めなおす時は別の器に移してからにしましょう。

ちなみに群馬県民の家庭には、鳥めしの黄色いゴムがたくさんあったりします。

普通の輪ゴムよりちょっと大きくて丈夫だから、とっておいて後で使うんですよね。

あなたの家にも「鳥めしゴム」ありませんか?

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