水信フルーツパーラー「琥珀バナナパウンドケーキ」新発売!バナナ愛あふれるこだわりの一本

お菓子
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横浜・馬車道「水信みずのぶフルーツパーラー」から、バナナへのこだわりがたっぷり詰まったパウンドケーキ「琥珀こはくバナナパウンドケーキ」が新発売!

試食会でそのこだわりと美味しさを体験してきましたので、詳しくご紹介します。

水信フルーツパーラー「琥珀バナナパウンドケーキ」概要

画像提供:株式会社水信

価格

4,000円(税込)

販売場所

水信フルーツパーラー

神奈川県横浜市中区北仲通5丁⽬57番地2
KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)1F

販売開始日

2024年4月27日(土)

予約方法

2024年4月20日予約開始

ネット予約 または 来店 または 電話(045-662-9295)にて

看板商品「バナナパウンド」をリニューアル

画像提供:株式会社水信

当ブログでも以前ご紹介した「水信フルーツパーラー」。

横浜の老舗果物店「水信」が運営しており、季節のフルーツを使ったパフェなどが人気のお店です。

▼参考記事

そんな水信フルーツパーラーが、テイクアウト用の「バナナパウンドケーキ」を大幅リニューアルするという情報を見かけ、試食会へ応募し、参加させていただきました。

そういえば以前伺ったときは「バナナパウンドケーキはリニューアルのため販売休止中」と書いてあったんでした。

新作「琥珀バナナパウンドケーキ」は、素材や配合、製法を徹底的に見直し、なんと1年ぶりの販売再開なんだとか。

バナナと水信の「深いつながり」

水信創業時の写真(提供:株式会社水信)

「琥珀バナナパウンドケーキ」は、素材・製法・パッケージと全方位にこだわりが詰まっています。

フルーツ屋さんとはいえ、なぜそこまで「バナナ」にこだわるんだろうと思う方もいるかもしれません。

実は大正15年に創業した水信は、バナナの加工卸問屋からスタートしているのです。

まだ青い状態で海外から仕入れ、それを熟成させ黄色く甘くして出荷するのが「バナナ加工卸問屋」の仕事。

横浜がバナナの輸入拠点となっていたことから、バナナは戦後の復興に大きく貢献してくれたのだと、株式会社水信の代表取締役社長、加藤信明さんは語ります。

「当社はバナナに対する思い入れが非常に強い。最高のバナナパウンドを作りたいという思いで開発した。」という言葉が印象的で、バナナに対する並々ならぬこだわり、愛情のようなものが伝わってきました。

琥珀バナナパウンドケーキのこだわりポイント

「琥珀バナナパウンドケーキ」は、2つのコンセプトに基づいて作られています。

ひとつめは「バナナ本来の奥行きある味わい」をしっかりと出すこと。

そしてふたつめは「フルーツパーラーならではのフレッシュ感」が感じられるものであること。

両者を実現するために、生地にはピューレにしたバナナをたっぷり練り込み、さらに角切りにしたバナナも加え、上面には縦半分カットしたバナナをまるごと1本分のせ、お砂糖をかけてオーブンで焼くことで「キャラメリゼ」して仕上げています。

画像提供:株式会社水信

もちろん、使用するバナナにもこだわりあり。

様々なバナナの甘みや味の奥深さ、食感などを比べて厳選し、パウンドケーキに合った最高品質のバナナを使用しています。(この日に提供されたものはエクアドル産バナナが使用されていました)

ピューレに使用するバナナは、甘さの証である「シュガースポット」が出るまで熟成させ、さらに皮ごと90度のオーブンで2時間焼き上げ、糖度を限界までアップさせるという念の入れようです。

画像提供:株式会社水信

バナナ本来の甘味を生かすため、お砂糖は上品な甘さのきび砂糖を使用。風味やコクを増すアーモンド、香ばしい食感のクルミを混ぜ込むなど、副材料にもこだわって作られています。

 

そうして生まれたバナナパウンドがこちら。きれいな琥珀色!

商品名の「琥珀パウンドケーキ」は、ケーキの色合いに加え、ヨーロッパで琥珀を贈ることが「幸福を贈る」という意味を持つことから名付けられたんだそう。

”大切な人に贈るギフトとして使ってほしい”という思いが込められているんですね。

琥珀バナナパウンドケーキを実食!

試食会ではキャラメリゼした生のバナナを添えて、紅茶とともに提供されました。

口に入れた途端に広がる、バナナの芳醇な香りと甘さ。

密度が高く、食感は想像以上にしっとりしていて、時折歯に当たるクルミの香ばしさがアクセントになっています。

トップのキャラメリゼバナナは、ねっとり甘くフレッシュ感も味わえ、ショートケーキの苺的なポジションですね。

一言でいうならば「本物のバナナ以上にバナナを感じる」パウンドケーキでした。

いやー、これはハマっちゃうなぁ。

個人的にバナナは大好物のひとつなので、こんなに美味しいバナナパウンドがあると知ったら、ギフトはもちろん自分用に購入したくなりました。

 

一緒に提供された紅茶は、キャンディとディンブラ、2種のセイロンティーに中国のキームンを加えた水信オリジナルブレンド。

以前お店でいただいて感動したやつです。

今回はバナナパウンドに合わせ、ブランデーに溶かしたお砂糖を混ぜて飲むという提案がなされました。

これがまた感動的においしい!

フルーティーで少しウッディなブランデーの香りがバナナとマッチして、より味わいに深みを与えてくれます。

ブランデーさえあれば手軽にできるので、ぜひ家でも試してみようと思いました。

パッケージデザインは水戸岡鋭治氏

画像提供:株式会社水信

そうそう、素敵なパッケージについても触れておかねばなりません。

「琥珀パウンドケーキ」の箱と紙袋は、寝台列車「ななつ星 in 九州」のデザインなどで知られるデザイナー、水戸岡鋭治氏が手掛けています。

「琥珀」をモチーフに製作されたパッケージは、高級感がありギフトに最適。

水信フルーツパーラーの店内も、すべて水戸岡鋭治氏デザインによるものなのです。

お店へ行かれたことのある方はご存じかと思いますが、カラフルなのに落ち着ける独特の色使いは、一度訪れたら忘れられない空間です。

画像提供:株式会社水信

琥珀バナナパウンドケーキの美味しい食べ方

最後に、琥珀パウンドケーキをお土産でもいただけたので、自宅で食べた際の様子を紹介します。

こちらが箱に入った状態。

見た目以上のずっしりさに驚き、重さを測ってみました。

結果は1本約500g。(袋の重さ含む)

ふんわり系パウンドケーキと比べると密度が段違いですね。

気になる商品ラベルも載せておきます。

賞味期限は製造日より2週間。果肉たっぷりで水分量が多いため、保存は「要冷蔵」となりますのでご注意を。

せっかくなので、試食会とは違った食べ方を試してみましたよ。

ちょうど家にあったマスカルポーネチーズを添え、クルミッ子キャラメルソースをトッピング。

まろやかなマスカルポーネチーズとバナナの組み合わせが最高でした。

マスカルポーネの代わりに、生クリームでもよく合うと思います。

そのままでも十分おいしいのですが、こうやって自分で食べ方アレンジするのもお菓子の楽しみのひとつですよね。

家でいただいてみて気づいたことは、冷蔵庫から出したての状態よりも、少し室温に戻した方が口当たりが良く、より美味しく感じるということです。

食べたい分だけカットして、15分ほど置いておくのがおすすめです。

関連リンク

▼水信フルーツパーラー 公式サイト

▼琥珀バナナパウンドケーキ 予約ページ

※この記事は株式会社水信より試食会にご招待いただき、撮影・執筆をしています。

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