【吉祥寺】芙葉亭跡地「ムレスナティー東京」を紅茶好きがレポート!(メニュー・予約方法・味の感想)

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吉祥寺「芙葉亭」跡地にオープンした、紅茶専門店「ムレスナティー東京」へ行ってきました。

さまざまなフレーバーの紅茶が飲み放題!

スコーン食べ放題やケーキセット、アフタヌーンティーセットも揃う、優雅なティールーム&ティーショップです。

生粋の紅茶好きであるさくらが、ティールームを徹底レポート。

店内の様子、メニュー、味の感想、予約方法などを詳しくご紹介します。

吉祥寺「ムレスナティー東京」について

2020年5月、33年の歴史に幕を閉じた吉祥寺のフレンチレストラン「芙葉亭ふようてい」。

井の頭公園を臨める立地、おしゃれな洋館風の建物で人気が高かったお店ですが、コロナ禍で客足が減ってしまったそうで、多くのファンに惜しまれつつの閉店となりました。

その跡地にオープンしたのが、紅茶専門店「ムレスナティー東京」です。

店内の趣きを残しつつ、スリランカの紅茶ブランド「ムレスナティー」を取り扱うティーサロン&茶葉販売のお店へと生まれ変わりました。

吉祥寺「ムレスナティー東京」店内の様子

場所は吉祥寺駅公園口から、徒歩約5分。

吉祥寺通り沿いの看板を目印に、緑あふれる細い通路を抜けると、おしゃれな洋館にたどり着きます。

店内は1階がショップ、2階がティールームになっています。

▼大きな紅茶の缶が並ぶエントランス。

▼ティーポットのオブジェが目を引く販売スペース。

販売スペースは2部屋あり、種類豊富なフレーバーティーがずらりと並びます。

レストラン時代はワインを置いていたであろうスペースにも、可愛らしく紅茶の箱をレイアウト。

2階へ向かう階段は、赤じゅうたんの螺旋階段。こういうの、憧れますよね。

広々とした客席には赤と緑のじゅうたんが敷かれ、同色の座り心地の良い椅子が並びます。

私は芙葉亭で食事をしたことがなく(敷居の高いイメージだった)、初訪問だったのですが、以前を知っている人が訪れると「懐かしい…!」となるそうです。

芙葉亭の歴史をこうして引き継いでくれるのは、ファンにとってもうれしいですね。

吉祥寺「ムレスナティー東京」のメニュー

ティールームのメニューは、大きく分けて5種類。

紅茶飲み放題の「ムレスナティーフリー」をベースに、スコーンやケーキを追加していくスタイルです。

追加料金でホットティー以外の紅茶も付けられます。

  • ムレスナティーフリー 1,320円
  • スコーンフリーセット 2,750円
  • 究極のホットケーキ 2,750円
  • ケーキセット 3,300円 ※数量限定
  • アフタヌーンティーセット 4,400円 ※数量限定

【オプション】

  • アイスティー +220円
  • アイスコンチネンタルロイヤルミルクティー +440円
  • ホットコンチネンタルロイヤルミルクティー +440円
  • ティーソーダ +500円

スコーンフリーセット

スコーンフリーセットは「ムレスナティーフリー」にスコーン食べ放題が付いたセット。

食べ放題といってもそんなに食べられない!という方は、300円引き(2,450円)でスコーン3個のセットにもできます。

究極のホットケーキ

ムレスナティー公式サイトより

オープン後しばらくしてから始まった「究極のホットケーキ」とムレスナティーフリーのセット。

国産素材にこだわった厚焼きホットケーキに、ティーソースをかけていただきます。

ケーキセット

ケーキセットは、ムレスナティーフリーにケーキプレートが付いたセット。

プレートの内容は「バスクチーズケーキ・パウンドケーキ・スノーボール・バニラアイスとキャンベルシャーベット」です。

スコーンの方は食べ放題ですが、こちらは食べ放題ではありません。

また、ケーキが数量限定のため、予約時に伝えておく方が確実です。

アフタヌーンティーセット

アフタヌーンティーセットは、スコーンセットとケーキセットが合体した豪華版。

もちろん「ムレスナティーフリー」も付いています。

スコーンはおそらく食べ放題ではなく3個までですが、相当ボリュームがあるため、お腹を空かせて行った方が良さそう。

全てのセットが「ティーフリー(ホットティー飲み放題)」になっており、紅茶1杯などの単品注文はできませんのでご注意ください

吉祥寺「ムレスナティー東京」の予約方法

ムレスナティー東京のティールームは、全席予約制

以下の4部制で、1時間45分の入れ替え式です。

  • 1部:11:00〜12:45
  • 2部:13:00〜14:45
  • 3部:15:00〜16:45
  • 4部:17:00〜18:45

予約は現在のところ、電話受付のみとなっています。

受付時間内に、以下の番号から予約ができます。

  • 電話番号:0422-24-6710
  • 受付時間:11:00〜19:00

私が予約したときは、11時ちょうどに電話をかけたら話し中で、しばらく繋がりませんでした。

人気すぎて予約がとれないかな…とドキドキしましたが、平日はかなり空きがあり、希望の日時に予約できましたよ。

土日は早く埋まってしまうかもしれませんね。

当日訪問でも空きがあれば入店できるそうですが、やはり事前予約がおすすめです。

スコーンセットをいただいてみました

初訪問で、ティーフリー付きのスコーンセットをいただいてみました。

「スコーンフリー」で予約したのですが、席についた時の説明で「スコーン食べ放題でなく3個なら300円引きですが、いかがしますか?」と聞かれ、あっさりそちらに乗り換え。

だってそんなに食べられないもん。(胃が小さい

紅茶は100種以上からランダムで

客席にはあらかじめティーカップがセットされ、紅茶の種類が書かれたシートとペンが置かれています。

飲んだ紅茶をチェックしていくと楽しいよ♪という粋な計らい。

紅茶の種類はなんと100種以上!ほとんどがフレーバーティーで、フレーバーのジャンルごとに分けて載っています。

フレーバーティーの茶葉は主に、セイロンのヌワラエリヤを使っているようです。

ディンブラやルフナなどのブラックティー(ノンフレーバー紅茶)も10種程度あり。

ムレスナティー自体がフレーバーティーをメインとしたブランドのため、やはりフレーバー推しです。

というわけで、1杯目。ウェルカムティーとして、アイスティーを出してくれました。

香りはウォーターレモン。すっきり爽やかな飲み口で、アイスティーによく合うフレーバーでした。

紅茶の種類は選べるわけではなく、ランダムに運ばれてくるものをいただく形式。

大きなティーポットにたっぷり入った紅茶を、目の前で注いでくれます。

いろんな種類を飲めるように、1回の量はこれくらい。少なめに入れてくれますよ〜。

ホットティー1杯目は、キャラメル系の「ミルクシェイクティー」でした。

名前の通り、甘い香りが広がる〜。

お砂糖を入れて飲んでも良さそうなフレーバーですね。

そうそう、お砂糖にもこだわりがあるんだそうで。

種子島のきび砂糖「洗双糖」が各テーブルに置かれています。

紅茶は全て薄めに入れてあり、基本的にミルクの提供はなし。

「ミルクください!」と言ったら持ってきてくれましたが、ピッチャーではなく小さなグラスで出されて一瞬「??」でした。

おそらく、ミルクティーにすることを前提としていない感じです。

スコーンは2種類

さてさて、ホットティーをいただいていると、まもなくスコーンがやってきました。

ケーキスタンドの登場に、なんだかワクワクします!

スコーンは背が高いものと、パイ生地のようなハードで薄めなものの2種類。

(食べ放題でない)基本の数は3個ですが、3個目は後から追加で持ってきてくれます。

温かい状態でいただける、これまたうれしい配慮です。

背の高い方は、外がサックリ、中はほっこり。

ほんのり甘みのある生地で、そのままでもおいしいー!

薄い方はパイ生地のようなサクサクとした食感で、香ばしさがあります。

個人的には背の高いほっこりタイプの方が断然好きでした。

スコーンに塗る付け合わせは「シナモンクリーム」「クロテッドクリーム」「生クリーム」「完熟果物を使用したコンフィチュール」の中から、2つを選べます。

私は王道で、クロテッドクリームとコンフィチュールをセレクト。

コンフィチュールは、この日はアプリコットでした。

クロテッドクリームはかなり固めで、クリームチーズに近い質感。

私の知ってるクロテッドクリームとはだいぶ違いました。ちょっと塗りづらかったな。

ちなみにシナモンクリームは生クリームにシナモンを加えたもので、シナモン強めでした。(友人がオーダーしたものを一口いただいた)

煮出した紅茶を使った「ティーソース」というものも付いてきます。

黒蜜のようなコクのある甘さに、ほんのり紅茶風味。

これも「洗双糖」で作っているのかもしれません。

フレーバーティーがメインです

スコーンをゆっくりいただいていると、いろんな種類の紅茶がどんどん運ばれてくる〜。体感10分おきくらいに注いでくれました。

とはいえ、飲み終わっていないカップはスキップされるので、焦らないでOKです。

いろいろ味わいましたが、飲み慣れているアールグレイ(ファイネストクォリティーアールグレイ)が一番おいしく感じたり。

ブラックティーも来るかと期待していたんですが、この日は巡り会えずでした。

フレーバーティー推しのブランドだけに、お客さんもフレーバーを求めてる…ということで、ブラックティーはあまり出さないのかも?

スコーンはお持ち帰りOK

スコーン2つと紅茶をたっぷりいただいて、お腹いっぱい。

3つ目のスコーンは「ごめんなさい、もう入りません…!」と言うと、お持ち帰り用に包んでくださいました。

しかもスコーンの種類も選べるの!細やかな心遣いに感動です。

ムレスナティー東京 ティールームを利用した感想まとめ

私は普段飲む紅茶が「しっかり淹れたノンフレーバーティー」なので、正直今回はあまり『紅茶飲んだ感』はありませんでしたが、いろんなフレーバーとの出会いが楽しかったです。

そしてスコーンが絶品!

お持ち帰りしたものを翌日温め直していただくと、焼き立てに近いおいしさでしたよ。

優雅な空間で、さまざまな香りの紅茶を味わう穏やかなひととき。

せわしない日常に疲れたら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

お土産ティーバッグは個性が強い

お土産用の紅茶は、立方体の箱に入ったティーバッグがメイン。

ティーバッグ11個入りで、税込777円です。あら、ラッキーなお値段ですね。

オープン記念として、パッケージに芙葉亭をデザインした限定「吉祥寺セット」が販売されていました。

吉祥寺セットのフレーバーは「フルーツフラワーティー」と「ミルクシェイクティー」。

箱に書かれた商品名は…

「こうちゃのものもよッ! 1」「こうちゃのものもねェッ 2」…

え?どうしちゃったの?テンションおかしくない?

いやいや、ムレスナティーはこれが標準なんです。

箱の側面にも、謎のポエムが書かれていたりします。

▼以前購入したさくらフレーバーの紅茶。ポエムの圧が強い。

このポエムは、ムレスナティージャパンの社長である「ムレスナさん」こと、ディヴィッド.K氏(生粋の日本人)が考えているんだそう。

以前、言葉遣いがジョジョっぽいと話題にもなりました。

ポエムの内容は謎ですが、パッケージは可愛らしいので、プレゼントにも最適です。

▼店頭に、フレーバーの人気ランキングが紹介されていました。ご参考にどうぞ。

吉祥寺「ムレスナティー東京」店舗情報

店名ムレスナティー東京 (MLESNA TEA TOKYO)
住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目12-12
電話番号0422-24-6710
営業時間11:00〜19:00
※ティールームは予約制
定休日なし
禁煙喫煙全席禁煙
席数28席ほど
支払い方法現金・クレジットカード
公式サイトhttps://mlesnatea.jp/

ムレスナティーの店舗はほかにも

今回紹介した吉祥寺「ムレスナティー東京」のほかに、ムレスナティーを味わえるティーサロンがいくつかあります。

東京都内では代々木上原にある「MLESNA TEA代々木上原」と、神楽坂にある「The Tee Tokyo supported by MLESNA TEA」。

本店は兵庫だそうで、西宮市に「MLESNA TEA HOUSE総本店」大阪には「MLESNA TEA大阪」があります。

ただ、どうやら運営会社が店舗によって違うらしく、ムレスナティー正規代理店のホームページには、載っていない店舗が多いんですよね。

▼ムレスナティー正規代理店 公式サイト

今回紹介したスコーンが楽しめるのは、今のところ吉祥寺と代々木上原店、兵庫県西宮の本店のみのようです。

【2022年4月追記】

ムレスナティー東京・ムレスナティー代々木上原が掲載された公式サイトができていました。

最新のメニュー等はこちらで確認できます。

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