無印良品「ごはんにかける」シリーズから「サムゲタン」を食べてみました。
鶏の旨みがたっぷり溶け出したスープに、黒・白2種類のきくらげの食感がアクセント。
高麗人参のクセはほとんどなく、食べやすいお味です。
無印「ごはんにかけるサムゲタン」について
無印で販売されているレトルト「ごはんにかける」シリーズ。
レトルトを温めてごはんにかけるだけで、お手頃な丼ぶりができてしまうという便利なアイテムです。
12種類ほどある中から、今回は「サムゲタン」を食べてみました。
1人前180g入り、値段は税込290円。
商品説明はこちら。
鶏肉の旨みと高麗人参の風味を生かしたスープに、白きくらげやねぎを加え、まろやかな味わいに仕上げました。
韓国の薬膳料理がお手本です。
「サムゲタン(参鶏湯)」は、韓国で夏に食べられる薬膳料理のひとつ。
内臓を抜いた丸鶏に、高麗人参などの漢方ともち米、ナツメ、松の実、にんにくなどを詰めて長時間煮込むのが、正式な作り方です。
レトルトではさすがに「丸鶏」とはいかないので、ほぐした鶏肉と野菜を煮込んだスープが入っています。
高麗人参はパウダーが使われているみたい。
サムゲタン風スープをごはんにかけて食べる、簡易版といったところでしょうか。
無印「ごはんにかけるサムゲタン」を食べてみた感想
パックごと湯煎、または器に移して電子レンジで温め、白いご飯150gにかけていただきます。
今回は湯煎で温めました。
見た目が地味なので、彩りに青ネギを散らしています。
たっぷりのスープに、蒸し鶏やきくらげなど具材もしっかり入ってますね。
きくらげはよく見る黒いもののほか「白きくらげ」も入っています。
半透明だから、写真だと見づらい〜。黒よりもプルプルした食感でした。
小さなつぶつぶは「もちあわ」です。
通常は「もち米」を入れるところ、ご飯にかけるとコメかぶりしてしまうから「もちあわ」なのかな？
まろやかなチキンスープに、きくらげの歯ごたえがアクセントになった優しい味わい。
スープにはしっかり鶏の旨みが出ており、パイタンスープのような独特のとろみと脂っぽさも少し感じます。
鶏の脂が苦手な人には、あまり向かないかもしれません。
気になっていた高麗人参の薬臭さは、ほとんど感じませんでした。
実は私「サムゲタン」って食べたことなくて、高麗人参がどんな香りか知らないんですよね…。
サムゲタン好きの人に言わせると「無印のサムゲタンはサムゲタンじゃない！」らしいのですが、個人的にはこれくらいクセがない方が好きでした。
そうそう、この「ごはんにかけるサムゲタン」は何度かリニューアルされています。
以前は塩味が薄かったようですが、最新のものはしっかり味が付いていました。
サムゲタンって本来、煮込む際には味を付けず、食べる時に塩コショウを用意して各自味付けして食べるものらしいです。
それを再現したら評判が悪かったので、ちゃんと塩味を付けて再販した、というところかな。
なにはともあれ、290円でこのクオリティなら、買い置きしておきたい美味しさです♪
無印「ごはんにかけるサムゲタン」カロリーは？
「ごはんにかけるサムゲタン」のカロリー、栄養表示は以下の通り。
| エネルギー | 58kcal |
| たんぱく質 | 5.4g |
| 脂質 | 1.4g |
| 炭水化物 | 5.9g |
| 食塩相当量 | 2.6g |
1食58kcalと超低カロリー。
ごはん150gは約250kcalなので、合わせて310kcalほどです。
ただし塩分は2.6gと、そこそこ多めでした。
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