箱根・富士屋ホテルが手掛けるレトルトカレー「伝統のビーフカレー」を食べてみました!
バターやココナッツのまろやかさが生きた、上品な味わい。
自宅にいながら、高級ホテルの雰囲気を楽しめます♪
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」について
明治11年、日本初の本格リゾートホテルとして開業した箱根・富士屋ホテル。
チャーリー・チャップリンやヘレン・ケラーなど多くの著名人が滞在したことでも知られる、国内有数のクラシックホテルです。
そんな富士屋ホテルの「伝統のビーフカレー」が自宅で楽しめる、レトルトカレーを買ってみました。
1食850円(税込)と、レトルトにしてはかなり高級。
重厚なパッケージには、富士屋ホテルのメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」店内の写真がプリントされています。
以前はこのメインダイニングのランチでカレーを味わうことができたんですよね。
2020年に完了した改修工事後、カレーの提供はレストラン・カスケード(カジュアルな方)のみになったようです。
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」は、100年以上の歴史をもつ由緒正しいカレー。
大正4年(1915年)頃から提供されており、日本にカレーという料理を普及させた先駆け的存在なんだそう。
箱の商品説明には、このように書かれています。
ご好評いただいております富士屋ホテルのビーフカレーを、ご家庭でもお手軽にお召しあがりいただけるよう研究を重ねました。
ほど良い辛さにバターとココナッツでまろやかさを加え、コクのあるビーフカレーが完成いたしました。
レトルト用に開発されているため、店内で食べられるものと全く同じというわけではないみたい。
販売者は富士屋ホテル、製造はニチレイフーズとなっています。
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」レトルトを食べてみた
おうちに居ながら、富士屋ホテルの風を感じることができるのか…さっそく食べてみましょう!
箱の中身は真っ白なレトルトパック。
端の方に「ビーフカレー」と書いてあるので、他のものと一緒に温めても中身が分かります。(チキンカレーもあるのよね)
加熱は湯煎、または電子レンジで。
湯煎の場合は5分ほど、電子レンジの場合は器にあけ、500Wで2分ほど温めます。
「レンジだとスパイスの香りが飛んでしまう…おいしいカレーは湯煎で温めるべし!」ということで、しっかり湯煎して盛り付けました。
内容量は200g。
一般的なレトルトカレーは180〜200g入りなので、標準的なボリュームですね。
茶色というよりはオレンジ色に近い、明るい色合いのルー。
お肉はゴロゴロと大きめのものが4切れほど入っています。
バターやココナッツのまろやかさが際立った、優しい味わい。
さすが富士屋ホテル、レトルトなのにものすごく上品なお味です。
スパイス感は控えめで、辛さも「甘口に近い中辛」程度でしょうか。
普段スパイシーなカレーを食べ慣れている人だと、ちょっと物足りないかも?
一口目は「ぼんやりした味だなぁ」と思ったのですが、後からじんわりと野菜のコクや旨味が広がってきます。
ホテルのカレーというと、焦げ茶色で炒め玉ねぎ主役のものを想像していた私は、良い意味で期待を裏切られました。
ぽってりとしたルーの感じは“昔ながらのライスカレー”に近いものがあるのかもしれませんね。
牛肉も臭み無くおいしくて、お値段なりに満足感のあるカレーでした。
ホテルで出てくるみたいに、銀のソースポットに盛り付けたらもっと雰囲気出るんだろうなぁ。
…とここまで書いておいてアレなんですが、実は富士屋ホテルでカレーを食べたこと、まだないんですよね(笑)
宿泊するとメインダイニングで夕食、朝食は食べるんですが、ランチ前に帰っちゃうのでカレーを味わう機会がなく…。
レトルトとどれくらい違うのか、近いうちに伺って確かめてみたいと思いました!
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」レトルトのカロリーは?
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」レトルトのカロリーは、1食あたり229kcalです。
ボリュームのわりにカロリーは低め。
ごはん200g(340kcalほど)と合わせると、約570kcalになります。
富士屋ホテル「伝統のビーフカレー」レトルトの賞味期限は?
賞味期限は、製造日より730日(2年)。
今回購入したものも、期限まで1年半以上ありました。
レトルトは常温で保存でき、賞味期限も長いのがうれしいですね。
富士屋ホテル レトルトのラインナップ
富士屋ホテルのレトルトシリーズは、チキンカレーやビーフシチュー、スープなど計8種類が販売されています。(記事執筆時点)
商品名 | 税込価格 |
---|---|
伝統のビーフカレー | 850円 |
伝統のチキンカレー | 850円 |
伝統のビーフシチュー | 1,100円 |
伝統のハッシュドビーフ | 1,100円 |
伝統のコーンスープ | 500円 |
伝統のパンプキンスープ | 500円 |
伝統のコンソメスープ | 850円 |
伝統のオニオンスープ | 850円 |
富士屋ホテルの「コンソメスープ」はカレーと並んで名物とされているので、レトルトだとどんなお味なのか気になります。
現地で提供されるカレーも、ベースにコンソメスープが使われているんだそうですよ。(レトルトの方に入ってるかは不明)
富士屋ホテルのレトルトはどこで買える?
富士屋ホテルのレトルト商品は、富士屋ホテル食堂棟1階の「ホテル・ショップ」と、ホテル敷地内にあるベーカリー「ピコット」で買うことができます。
湯本富士屋ホテルなど系列のホテルでも販売しているよう。
公式オンラインショップ「富士屋ホテル倶楽部」から通販もできます。
オンラインショップではほかに、ジャムやドレッシング、クッキー、アロマオイルなどのオリジナル雑貨も取り扱い中。
富士屋ホテルファンとしてはかなりそそられるラインナップです。
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