鎌倉銘菓「クルミッ子」の端っこの部分「クルミッ子切り落とし」の魅力についてまとめました。
生地部分が多いサクサク食感で、整理券を配るほどの大人気!
販売店舗、値段とボリューム、実際に食べてみた感想、クルミッ子との違い、お手頃サイズの「クルミミカップ」についても紹介しています。
「クルミッ子切り落とし」とは
鎌倉紅谷の「クルミッ子」は、香ばしいクルミと自家製キャラメルをバター生地で挟んで焼き上げた人気の鎌倉銘菓。
そんなクルミッ子の製造時にできる切れ端を袋詰めにしたものが「クルミッ子切り落とし」です。
切り落としはバター生地の割合が多く、通常のクルミッ子とはまた違うサクサクとした食感が楽しめます。
ひと袋にたっぷり入り、思う存分楽しめるのも人気の秘密なんですよ。
「クルミッ子切り落とし」の販売店舗
クルミッ子切り落としは、以下の店舗で販売しています。
- 湘南深沢店
- 幸浦店
- テラスモール湘南店
- Kurumicco Factory
- オンラインショップ(3袋セット販売)
人気商品のため、整理券を配布している店舗も。
切り落とし目当ての場合は、早めの時間帯に買いに行くのがおすすめです。
先日、横浜ハンマーヘッド内「Kurumicco Factory」へお昼頃伺ったところ、クルミッ子切り落としはすでに完売していました。
皆さん、11時の開店前から並んで購入するんだそう。
なお、クルミッ子ファクトリーでは、切り落としは3袋まで購入可能とのことです。
「クルミッ子切り落とし」の値段
「クルミッ子切り落とし」は、1袋1,242円(税込)。
310gとたっぷり入ってこのお値段は、かなりお買い得ですよね。
オンラインショップでは3袋セットが3,726円(税込)で販売されています。
(以前は5袋セットでしたが、より多くの人が購入できるようにと3袋セットに変更されました。)
オンライン通販は、鎌倉紅谷公式オンラインショップのみで取り扱っています。
期間限定で大丸などの百貨店公式オンラインショップに登場することもありますが、その他のサイト(Amazon、楽天、フリマサイト等)で販売されているものは不正な転売となりますので、ご注意ください。
「クルミッ子切り落とし」を食べてみた!
貴重な「クルミッ子切り落とし」を先日初めて入手し(2021福袋に入っていました)、開封の儀&食べ放題パーティーを開催しました!
まず驚くのがその大きさ。310gってだいぶズッシリきますね。
普段のクルミッ子と比べてみると、一目瞭然です。
全量をお皿に出してみました。我が家で一番大きい皿を引っ張り出しましたよ!
どどん。断面の圧がすごい。
よく見ると「長い棒状のもの」と「小さくカットされたもの」と2種類が入っています。
袋ごとに個体差があるかもしれませんが、私が購入したものは「長いの3本、小さいの8個」が入っていました。
どちらも端っこの部分なので、クッキー生地の割合がかなり多くなっています。
クルミッ子って、こんな風に型に詰めて作られているんです。
キャラメルが型にくっつかないように、側面にバター生地の堤防を作るため、端っこ部分が生地メインになるというわけ。
普通のクルミッ子と比べると、だいぶゴツゴツして不揃いな感じ。でも材料は同じですからね。捨ててしまうのはもったいない。
切り落としは「なるべく廃棄を出さない、食材を捨てない」というエコな精神から、販売が始まったんだそうです。
つまり地球に優しいお菓子。クルミッ子切り落としを食べる私は「地球に優しい人」なのです!(この理論合ってる…?
さてさて、この量はさすがにひとりじゃ食べきれなそうなので、ふたりで「好きなだけ食べていいぞ」というクルミッ子パーティーを開きました♪
クルミッ子好きにとっては夢のような光景です。飲み物は甘くないものを用意しましょうね。(今回は紅茶にしました)
食べる前は「めちゃくちゃボリュームありそう」と思ってたのですが、いざ口に入れると、分厚い生地部分がサクサクして食感が良く、スイスイ食べられちゃいます。
キャラメルとくるみが主役の「クルミッ子」とは、材料は同じなのに別のお菓子みたい。おもしろーい!
長いの1本はあっという間に胃袋に収まり、さらに小さいのを2個ほど追加でモグモグ。
ふたりで完食もいける気がしましたが…もう若くないのでやめておきました(笑)
3人いれば余裕で食べ切れそうです。
「クルミッ子」と「切り落とし」どっちがおいしいの?
切り落としがそんなにおいしいなら、正規品買わなくてもいいや…なんて思ったら大間違い。
実際に食べてみて分かりましたが「クルミッ子」と「クルミッ子切り落とし」は似ているようで別のお菓子です。
「クルミッ子」はバター生地をあえて薄めにし、クルミを主役に持ってきています。
そのため生地はしっとりとして、キャラメル部分と一体化したまとまりのあるお味。クルミたっぷりで、1個で十分な満足感が得られます。
パッケージに可愛らしい「リスくん」がいるのもポイントです。
「切り落とし」は、クルミッ子誕生の際にヒントを得たというスイスの伝統菓子「エンガディナー」の食感に似ているんですよね。
タルトのような丸い型で作ることが多く、生地率が高い「エンガディナー」。
クルミッ子のルーツを探るには、エンガディナーに近い「切り落とし」部分を味わってみるのがいいと思います。
「クルミッ子」と「クルミッ子切り落とし」、ぜひセットで買って食べ比べてみてくださいね♪
隠れハートを見つけよう
「クルミッ子の断面に時々、隠れハート♡がある」というのは、クルミッ子ファンならご存じのお話かもしれません。
カットされたくるみの部分が、ちょうどハート型になることがあるのです。
「クルミッ子切り落とし」を開封すると、一度に断面をたくさん見ることができるので、隠れハートの遭遇率もアップ!
上の画像には、珍しいダブルハートを見つけました♡♡
分かるかな〜?
「クルミッ子切り落とし」のカロリー
気になる「クルミッ子切り落とし」のカロリーは…
100gあたり478kcal(推定値)です。
通常のクルミッ子は1個(約25g)あたり105kcal。100gあたりだと420kcal。
なんと、パクパクいけちゃう切り落としの方が高カロリーということに。
バターは軽いわりに高カロリーですもんね…食べすぎには注意しなくちゃ。
「クルミッ子切り落とし」の賞味期限
今回購入したものは、賞味期限が約2ヶ月半後でした。
オンラインショップには「お届け日から35日以上」と書かれています。
開封しなければ比較的長く保つので、ここぞというときに開けてパーティーできます♪
開封後、残った分はラップなどに包んで早めにいただきましょう。
お手軽な「クルミミカップ」も
クルミッ子切り落とし、食べてみたいけど量が多すぎてひとりではなかなか…。
そんな方は、横浜「クルミッ子ファクトリー」で販売されている「クルミミカップ」を試してみてはいかがでしょうか。
「クルミミカップ」はクルミッ子切り落としを食べやすくカップに詰めたもの。
“クルミッ子の耳の部分”だから「クルミミ」なんですね。名付けも可愛い!
程よいボリューム、カップ入りで手軽につまめるので、クルミッ子切り落とし入門編におすすめです。
クルミッ子ファクトリーでは、実際に大きなクルミッ子がカットされる瞬間を見ることができますよ。
クルミッ子切り落とし
— さくら🌸フリーライター (@sakura_tea_2018) March 23, 2022
誕生の瞬間🔪🐿 pic.twitter.com/peyzrsr8E1
クルミッ子 関連記事
▼鎌倉銘菓「クルミッ子」について詳しくはこちら。
▼クルミッ子がまるごと入ったパウンドケーキ「クルミッ子INN」についてはこちら。
▼クルミミカップを販売する「クルミッ子ファクトリー」についてはこちらをどうぞ。
コメント