とらやの小倉羊羹「夜の梅」を食べてみました。
スッキリした甘さで上品な味。
日本茶を用意してじっくりいただきたいおいしさです。
名前の由来や味の感想、カロリー、価格表なども掲載しています。
とらやといえば羊羹
とらや(虎屋)といえば、羊羹がおいしいことで有名な老舗和菓子店。
最近はテレビで特集が組まれたりもしているので、知らない人は少ないはず。
とらやといえば羊羹。羊羹といえばとらやなのです。
そんなとらやの羊羹を、実はまだ食べたことがなかった私。
和菓子好きを自負しているのにそんなことではいけない と、今回初めて買ってみました。
とらや「夜の梅」とは
「夜の梅」は、とらやの最もオーソドックスな小倉羊羹の名前。
「春の夜の闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる」『古今和歌集』(春の夜の闇は無意味だ。梅の花の色が見えなくなってしまうが、その素晴らしい香りだけは隠れようもない。)『夜の梅』は、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この菓銘がつけられました。
とらや公式サイトより
古今和歌集の和歌にちなみ、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この名前が付けられたんだとか。
なんとも風流ですね。
とらやの羊羹はほかにも、雅な名前が付いたものが多くあります。
- 黒砂糖入り羊羹:おもかげ
- 抹茶入り羊羹:新緑
- 和三盆糖入り羊羹:阿波の風
- 白小豆入り羊羹:空の旅(空港限定)
とらや「夜の梅」を食べてみた感想
「夜の梅」はサイズが4種類あり、今回は箱入りの「中形羊羹」を買ってみました。
1本1,512円(税込)。
長さ13cmほどで、少人数でも食べきりやすいサイズです。
切ってみると、ところどころに小豆の断面が見えます。これが「夜の梅」かぁ!
小豆はこしあんの羊羹のなかに、お上品に散らばっていました。
お味のほうも、とっても上品。
羊羹なのでもちろん甘いんですが、後味がくどくないスッキリとした甘さです。
ときおり感じる小豆の歯ごたえが心地良い。そして日本茶によく合います。
「夜の梅」は煉羊羹なので、ねっちり固めな口当たりが特徴。
この固さがあまり好きではなく、煉羊羹は敬遠していました。
蒸し羊羹の庶民的な柔らかさの方が性に合っているのかも。
久々に練羊羹を食べてみて…うん、やっぱり蒸し羊羹の方が好き…と思いつつ…
味自体がおいしいので、これならまた食べたいとも思えました。
次回は和三盆の羊羹を試してみたいです。
とらや「夜の梅」の賞味期限
とらや「夜の梅」の賞味期限は、製造から1年。
羊羹は保存食、とはよく言ったものです。1年も保つなんてすごい。
ただしこれは未開封の場合。開封したら冷蔵保存して、なるべく早めに食べきりましょ。
とらや「夜の梅」の原材料
とらや「夜の梅」は「砂糖、小豆、寒天」のみで作られています。
保存料などが一切入っていないのは安心ですね。
とらや「夜の梅」のカロリーは?
とらやの羊羹「夜の梅」100gあたりの栄養成分は、以下の通りです。
カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
---|---|---|---|---|
296kcal | 4g | 0g | 70g | 0g |
例えば中形羊羹1本(330g)あたりだと、977kcal。
30gを一切れとすると、1切れあたり約89kcalとなります。
とらや「夜の梅」のサイズ別価格表
商品名 | 価格 | 大きさ | 重量 |
---|---|---|---|
小形羊羹「夜の梅」 | 270円(税込292円) | 7.9×2.8×2.0cm | 50g |
中形羊羹「夜の梅」 | 1,400円(税込1,512円) | 12.7×6.3×4.1cm | 330g |
竹皮包羊羹「夜の梅」 | 2,800円(税込3,024円) | 24.5×6.0×4.0cm | 330g×2 |
大形羊羹「夜の梅」 | 5,200円(税込5,616円) | 24.5×7.2×6.2cm | 660g×2 |
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