【茨城】亀じるしの梅香るお菓子3種「水戸の梅」「梅一途」「のし梅」を食べてみた!

お菓子
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茨城県、水戸の老舗和菓子店「亀じるし」の梅を使ったお菓子3種類を食べてみました。

定番「水戸の梅」は温かいお茶に合う、渋い美味しさ。

可愛らしいピンク色の「梅一途」や、梅の風味を存分に味わえる「のし梅」もおすすめです。

茨城といえば「水戸の梅」

茨城の観光地といえば「偕楽園」。偕楽園といえば梅。

というわけで、茨城のお土産には梅を使ったお菓子が豊富。

なかでも白あんを求肥で包み、それをさらに梅酢に漬けた赤シソの葉で包んだ『水戸の梅』は、茨城の代表銘菓として知られています。

シソの風味が特徴的で、好き嫌いが分かれるのですが、私は茨城へ行くと必ず買ってしまう大好きなお菓子です。

「水戸の梅」を買えるお店

「水戸の梅」について、Wikipediaにこんな記述がありました。

1963年(昭和38年)10月7日に水戸菓子工業協同組合が出願、1965年(昭和40年)10月20日に登録された、登録商標(第687871号)である。同組合に加盟する5社(井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、木村屋本店、永井製菓)のみが使用することができる。

Wikipedia「水戸の梅」より

「水戸の梅」という名前を使えるのは「井熊総本家・亀印製菓・あさ川製菓・木村屋本店・永井製菓」の5店のみなんですって。

「亀印(亀じるし)」と「あさ川」はネットショップもある大きな会社、ほか3つは個人の和菓子屋さんです。(休業しているお店もあるみたい)

今回紹介するのはサービスエリアなどでも買える「亀じるし」のもの。

「水戸の梅」シェアとしては、亀じるしがトップかもしれません。

「亀じるし」梅のお菓子3種を食べてみた

常磐道・守谷SAで見かけて、久しぶりに食べたくなり購入しました。

「のし梅」を1箱。「水戸の梅」と「梅一途」というお菓子のセットを1箱。

梅づくしだ〜。

「梅一途」というお菓子は初めて知りましたが、2015年からあるようです。

こんなふうに「水戸の梅」と「梅一途」が半々に入っていました。

水戸の梅

まずは定番「水戸の梅」から。

まるっと2口くらいで食べられるサイズです。赤紫色のシソの色が渋くて好き。

中にはぽってり濃厚な甘さの白あんが。

シソを噛んだときのパリッとした歯ざわりに、モチモチとした求肥の弾力、柔らかな白あんと、3つの異なる食感を楽しめます。

亀印の「水戸の梅」は、酸味がなく甘〜いお菓子です。

赤シソは梅酢ではなく、梅のシロップに漬けているんだそう。

梅酢を使っているお店のものは梅の酸味を感じるため、そこが違いなんだとか。

(私は亀じるしのものしか食べたことがなく、ひたすら甘いのが水戸の梅だと思ってました…)

「あさ川」のものは少し酸味があると聞いたので、今度食べ比べてみたいです。

梅一途

2015年に開催された「水戸梅お菓子プロジェクト」で誕生したお菓子「梅一途」。

「水戸梅お菓子プロジェクト」は、水戸市内のお菓子屋さん各社が、梅を使った新作のお菓子を開発するという企画でした。

そのときのお菓子を今も作り続けているというわけですね。

こういう企画モノって“その時だけ”で終わってしまいがちなので、売り続けてるのは地味にすごい。

羽二重餅で梅あんを包み、雪の中に優しく香る梅の花を表現したとのこと。

外側は白いふわふわした何か(オブラートみたいな味でした)で覆われており、中にはピンク色の梅あんがたっぷり。

梅あんというとすごく酸っぱいのかと思いきや、甘さの中にほのかな酸味が感じられる優しいお味。

やや歯ごたえのあるお餅とも好相性です。

ピンク色が強くて着色料がちょっと気になりましたが…最近はお菓子も写真映え重視ですからね。

のし梅

「のし梅」も買ってみました。

「水戸の梅」が茨城のものなので「のし梅」も茨城発祥、と思われがちですが、「のし梅」発祥の地は山形なんだそうです。(詳しくは山形「佐藤屋」さんのブログを参照)

まぁ元祖じゃなくても、亀じるしの「のし梅」おいしいですよ。

レトロなパッケージもそそります。

1枚ずつ竹の皮にはさんであり、さらに透明なフィルムで包んであります。

梅のペーストを寒天で固めたのし梅は、梅の酸味をたっぷり感じられるお菓子。

酸っぱいのが好きな方は「水戸の梅」よりこちらがおすすめ。

といってもお砂糖も入っているので、食べやすい甘酸っぱさです。

後味がさっぱりしていて、つい2枚くらい一度に食べちゃうんですよね〜。

「亀じるし」梅のお菓子、どれがおすすめ?

「亀じるし」の梅のお菓子3種類を食べ比べてみました。

個人的にはダントツで「水戸の梅」が好きですね。

温かいお茶と一緒にじっくりいただきたいお菓子です。

「梅一途」もおいしいけど「水戸の梅」ほどの感動はないんだよなぁ…。

おやつにつまむのなら「のし梅」もいいと思います。

亀じるしでは他に「梅ようかん」や「梅さぶれ」なんてのも出ているみたい。今度買って食べてみようっと。

ちなみに亀じるしの人気No.1は「吉原殿中」だそうです。

埼玉の「五家宝」に似ているきな粉のお菓子。

地味なビジュアルですが、人気なんですね〜。

賞味期限は?

今回購入した亀じるしのお菓子、賞味期限は以下の通りです。

水戸の梅製造日から30日(4〜10月は25日)
梅一途製造日から30日
のし梅製造日から40日

カロリーは?

100gあたり、1個あたりのカロリーはそれぞれ以下の通り。

商品名100gあたり1個あたり
水戸の梅306kcal76.5kcal
梅一途287kcal114.8kcal
のし梅287kcal40.2kcal

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