鳥取銘菓「因幡の白うさぎ」を食べてみた!可愛いうさぎ型のおまんじゅう フィナンシェも

お菓子
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鳥取銘菓「因幡の白うさぎ」を食べてみました。

うさぎの形が可愛らしい、黄身餡入りのおまんじゅう。

姉妹商品として「白ウサギフィナンシェ」も販売されています。

おまんじゅうとフィナンシェの食べ比べや、賞味期限、カロリー、販売店舗などについて詳しく紹介します。

鳥取銘菓「因幡の白うさぎ」について

因幡の白うさぎ」は、愛らしいうさぎの形をしたおまんじゅう。

鳥取県米子市の「寿製菓(ことぶきせいか)」が手掛ける、お土産に人気のお菓子です。

普段は山陰地方でしか買えないため、関東民の私は出会うきっかけがなかったのですが…

先日東京駅で催事販売しているのを見つけ、気になって購入してみました。

「インディーズ土産」で全国1位に

「因幡の白うさぎ」がなぜ東京で売られていたのかというと。

2021年夏に行われたメルカリ主催「インディーズ土産全国デビューへの道」というキャンペーンで、47都道府県代表土産の中から見事1位を獲得!

全国1位を記念して、初の東京駅出店を果たしたんだそう。

催事店舗では、こんなチラシも配られていました。

日本一人口の少ない鳥取県のお土産が全国1位って、なかなかすごいですよね。キュートなうさぎちゃんの実力が伺えます。

「因幡の白うさぎ」を食べてみた感想

紫色の包装紙に包まれ、紐がかけられた「ザ・おみやげ」というパッケージ。

包装紙には、神話「因幡の白兎」に出てくる大黒様(大国主命おおくにぬしのみこと)とうさぎが描かれています。

”ここに因幡の白うさぎ 皮をむかれて赤はだか”

そういえば「因幡の白兎」って、ちょっと痛々しいお話だったっけ。

ラストはハッピーエンドだから良いものの、皮をむかれたうさぎを想像すると心が痛みます…(涙)

包装紙の中は、黄色い箱。こちらにも大黒様とうさぎちゃんが。

リーフレットには「因幡の白兎」神話のあらすじが現地の方言で書かれていました。

なるほど、ラストで大黒様と八上姫が結ばれたから「縁結び」のお土産なのね♪

おまんじゅうは1個ずつの個包装。白うさぎのイラスト入り。

そして中身はもちろんうさぎの形です。ちゃんと赤い目も再現されててかわいい〜!

体長約7cm、手乗りサイズのミニうさぎちゃん。2〜3口で食べられそうな大きさ。

こうして並べてみると可愛さが増しますね。

薄めの皮の中に、黄身餡がみっちり詰まっています。

しっとりなめらかな口当たり。優しい黄身餡の風味にほんのりバターが香る、上品なお味!

黄身餡まんじゅうの有名どころ「ひよ子」と比べると、こちらの方が餡がだいぶしっとりしています。

どちらかというと「ままどおる」に似てるかな。

甘さも控えめなので、飲み物なしでも食べやすいです。

もちろん日本茶やコーヒー、紅茶などとの相性もバッチリでした。

こういったお土産には「マーガリン」や「ショートニング」が使われがちですが、因幡の白うさぎは地元産の「大山バター」を使用。

植物油脂は使われていないんです。

おいしさのヒミツはバターにあり、なのかも。

お土産はもちろん、自分用にもまた買いたくなるおいしさでした♪

「白ウサギフィナンシェ」を食べてみた感想

姉妹商品「白ウサギフィナンシェ」も買ってみました!

こちらは真っ白な箱に、うさぎちゃんシルエットのエンボス加工。

個包装のデザインもおしゃれです。

うさぎ型にこんがり焼かれたフィナンシェ。目は付いてませんが、耳のシルエットでうさぎと分かりますね。

外側はさっくり香ばしく、中はしっとりふんわり。

バターの風味とコクのある甘さで、おまんじゅうよりもどっしり濃厚なお味。

コーヒーがよく合うお菓子です。

さすがにこちらは100%バターとはいかないようで、マーガリンも入っていました。

でもちゃんとバターの風味もしましたよ〜。

サイズはおまんじゅうと同じくらい、1個あたりのお値段も一緒です。

パッケージの可愛さで見ると「おまんじゅう<フィナンシェ」なのですが、個人的な味の好みとしては「おまんじゅう>フィナンシェ」でした。

あと、やっぱり赤い目が付いてるおまんじゅうの方がうさぎ感ありますね!

おまんじゅうには抹茶餡、フィナンシェにはショコラ味があるそうなので、次回はそちらも食べてみたいです。

「因幡の白うさぎ」のラインナップ・値段

寿製菓「因幡の白うさぎ」シリーズ、種類と値段は以下の通り。

冬季限定で「因幡の白うさぎチョコレート」もあるんだそうです。

因幡の白うさぎ

5個入り(パック)648円(税込)
8個入り1,080円(税込)
12個入り1,512円(税込)
16個入り1,944円(税込)
20個入り2,376円(税込)

因幡の白うさぎ 抹茶餡

5個入り(パック)702円(税込)
7個入り1,080円(税込)
11個入り1,620円(税込)

白ウサギフィナンシェ

4個入り648円(税込)
8個入り1,080円(税込)
12個入り1,620円(税込)
16個入り2,052円(税込)

白ウサギフィナンシェ プレミアムショコラ

6個入り1,080円(税込)
10個入り1,620円(税込)

因幡の白うさぎチョコレート

寿製菓オンラインストアより
9個入り432円(税込)
20個入り864円(税込)

因幡の白うさぎチョコレート 結ショコラ

寿製菓オンラインストアより
6個入り594円(税込)
12個入り994円(税込)
16個入り1,296円(税込)

「因幡の白うさぎ」販売店舗は?

「因幡の白うさぎ」は、以下のような山陰地方の主要駅、空港、道の駅、高速道路SA/PAなどで販売されています。

  • 鳥取駅
  • 米子駅
  • 出雲市駅
  • 松江駅
  • 岡山駅
  • 出雲空港
  • 米子空港
  • 鳥取空港
  • 道の駅「きなんせ岩美」
  • 道の駅「清流茶屋かわはら」
  • 米子自動車道・大山PA
  • 中国自動車道・七塚原SA
  • 中国自動車道・上月PA
  • ほか、山陰地方のおみやげショップ

「因幡の白うさぎ」専門のお店があるわけではなく、お土産売り場なら大体置いてる、といった感じ。

山陰地方以外ではあまり販売しておらず、通販を利用するのが確実のようです。

▼寿製菓 オンラインストア一覧

なお、今回私が伺った東京駅の催事販売は、2021年12月5日(日)まで実施しているとのこと。

詳しくは以下のページをご参照ください。

「因幡の白うさぎ」「白ウサギフィナンシェ」のカロリーは?

「因幡の白うさぎ」1個あたりのカロリーは、122kcalです。

ちなみに「白ウサギフィナンシェ」は1個あたり108kcal

あれ、おまんじゅうの方が高カロリーなんだ、ちょっと意外でした。

「因幡の白うさぎ」「白ウサギフィナンシェ」の賞味期限は?

公式サイトによると「因幡の白うさぎ」の賞味期限は60日間

「白ウサギフィナンシェ」の賞味期限は30日間となっています。

今回購入したものは「因幡の白うさぎ」が約2ヶ月後、「白ウサギフィナンシェ」が25日後の賞味期限でした。

日持ちするので、お土産に使いやすいですね。

「因幡の白うさぎ」の神話について

このお菓子のモチーフとなったのは「因幡の白兎」という出雲神話。

隠岐の島に住むうさぎが、サメを騙して因幡の国へ渡ろうとするも、サメに仕返しをされ皮を剥かれてしまう。そこへ出雲から因幡へ向かっていた大黒様が通りがかり、うさぎを助けてあげる…といったようなお話です。(だいぶざっくりですが)

出雲は現在の島根県、因幡は鳥取県あたり。

神話になぞらえて、島根の出雲大社にはウサギの像などがたくさん祀られているんですよね。

出雲大社のウサギ像

鳥取にも「白兎神社」という、これまたうさぎさんだらけの神社があるんだとか。

つまり、山陰地方はうさぎ推し!うさぎ好きなら一度は訪れるべきスポットです。

神話「因幡の白兎」については、寿製菓の公式サイトにも詳しく書かれていますので、チェックしてみてください。

▼寿製菓「因幡の白うさぎ」ブランドページ

コメント

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