全身麻酔での副鼻腔炎手術入院記。
「副鼻腔炎手術 入院記②〜手術日〜」の続きです。
入院レポ 3日目（術後1日目）
手術翌日の朝から飲食が解禁された。
朝8時、朝食が運ばれてくる。今日一日は「軟菜」といって、おかゆなど柔らかいモノのみの食事だそうだ。
「朝食を半分以上食べれば点滴が外せます」と言われ、一生懸命食べる。
鼻が完全に塞がっていて嗅覚ゼロなのであまりおいしくないが、とにかく半分は食べねば。
味のついていないおかゆが一番苦戦した。あと、鼻呼吸できないと、かぼちゃの煮付けみたいな一時的に喉が塞がる系は呼吸が苦しいと分かった。
大事だなぁ、嗅覚と鼻呼吸…。
そんなわけで7割がた食べ終え、無事点滴を外してもらえた。思わず「やったーー！」と声が出て、看護師さんに苦笑される。
▼点滴跡だらけの痛々しい腕（痛くはない）
そもそもこの点滴は抗生剤と水分だそうで、口から薬と食事がとれるようになれば不要とのことだった。
この朝から5日間、抗生剤を朝昼晩飲むことになった。
昼食は柔らかく煮たゆず塩うどん。ゆずの香り皆無だが味がついているだけ食べやすい。
夕飯はお肉とかおかゆとか。おかゆにさつまいもにバナナって炭水化物過多では。
夕方、耳鼻科の先生（担当医ではない）の回診があった。
「月曜に鼻の中のガーゼ抜きますね」と言われる。
え…月曜…？予定では手術の3日後だから、土曜では！？
なんでも、土日は主治医の先生がいないため、ガーゼを抜いて出血がひどかったときに対応できないから月曜、らしい。
聞いてないよ〜〜。このしんどい口呼吸期間が予定より2日延びるの！？週末許すまじ…。
というかそれって退院予定も延びるよな…とテンションだだ下がりであった。
曜日の関係でスケジュールが変わるなら、事前に説明しておいてほしいものだ。
点滴が取れて身軽になったので、昼〜夜は少し仕事をした。
夜は相変わらず口呼吸のせいでほとんど眠れず。「睡眠時無呼吸症候群」っぽくなって苦しくなって起きてしまう。
はぁ…これがあと3日続くのか。絶望。
入院レポ 4日目（術後2日目）
術後2日目の朝。「軟菜」から「常食」に変わった。（おかゆではなく普通のごはん）
実は前日から隣に入った患者さんの生活音がうるさくてかなり気になっており、寝不足も相まってストレスMAXになっていた。
耳鼻科の患者でもないのに、ずーっと鼻をすすってる音が気になりすぎる。そして夜はいびきと咳。神経質な私には堪える〜。
というわけで…個室に移動しちゃいました！
個室はA・B・Cと3ランクあり、選んだのは一番下のC個室。BはCにシャワーが付く感じ。Aはやたら広いミニキッチン付き特別室。
どのみち術後はシャワー不可なのでCで十分なのだ。1日11,000円追加なり。（正直痛い）
C個室にはリクライニングチェア、洗面台、トイレが付いていた。もちろん扉の閉まる部屋だ。
面会も談話室ではなく、個室内でOKとのこと。最高かよ。
数日ぶりに訪れる静寂に安堵する。ってか入院って全部個室でいいんじゃないの？大部屋のメリットなんてないでしょ。（省スペースってくらいか
開放感から、病院に併設されたコンビニでデザートを買ってみた。
パッションフルーツソース、中にオレンジピール入り、らしい。
あれ、パッションもオレンジピールも感じないわ。帰ってこい嗅覚！！
▼昼食・夕食
術後の痛みは気にならない程度だったが、この夜から頭痛がひどくなり始めた。
鼻にガーゼが詰まってる閉塞感＆寝不足からだろう。
看護師さんにお願いすると、カロナールを出してくれた。
飲んだら少し楽になった。
夜はやはり寝づらく、眠いのに寝れない〜！とひとりでキレていた。
個室に移った分、寝れないときは起きてみたりできるので気が楽ではある。
「副鼻腔炎手術 入院記④ 」へ続く。（※執筆中）
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