2023年5〜6月、慢性副鼻腔炎の手術のため1週間ほど入院しました。
入院前にいろんな方の入院記を読んで役に立ったので、私もまとめておこう!と思い記事にした次第です。(おいしいものブログなのに入院記…カテゴリ違いだけど許して…)
これから手術を受ける誰かの役に立てば幸いです。
[補足情報]手術に至るまで
入院記の前に、手術に至るまでの経緯を簡単にまとめておきます。
- 2019年頃:ひどい風邪を引き、慢性副鼻腔炎となる
抗生剤を長期服用するも、症状(左側のみ後鼻漏・鼻の奥と頬の痛み)が改善せず - 2022年9月:症状が悪化(副鼻腔に膿がたまる・頭痛・微熱が続く)
耳鼻科を受診、CT・MRI検査
抗生剤を3ヶ月服用し、改善しなかったら手術へとの診断 - 2022年12月:完治しないため、手術できる総合病院(さいたま赤十字病院)の紹介状をいただく
- 2023年1月:紹介状を持ってさいたま赤十字病院を受診
初診日に手術の予約をとる→術日は5月末に決定 - 2023年5月中旬:術前検査と主治医からの手術説明
- 2023年5月末〜:さいたま赤十字病院にて入院、手術
副鼻腔炎の手術は、場所によっては日帰りできるところもありますが…
私が紹介いただいた「さいたま赤十字病院」はかなり慎重派で、7日程度の入院になるとのことでした。
また、手術の予定がかなり埋まっていて、1月上旬に予約して直近で5月末と、約半年待った形です。
日帰りと入院どちらが良いのかは、後で別記事にまとめたいと思います。
副鼻腔炎 手術内容
私が受けた手術の内容はこちら。
- 鼻内副鼻腔手術(副鼻腔の悪い粘膜を取り除く)
- 鼻中隔矯正術(鼻の中を縦に通る軟骨をまっすぐにする)
- 鼻甲介切除術(鼻の通り道を広くする)
豪華3本立てですね!悪いところは全部治そうと、まとめてやってくれました。
副鼻腔炎の手術にもいろいろあり、「鼻内副鼻腔手術」は必須のようですが、鼻中隔矯正は鼻中隔が曲がってなければやらなくていいそうです。
入院レポ 1日目(手術前日)
手術日前日、朝10時から入院。
9時半に手続き後、病棟のデイルーム(面会などができるフリースペース)でベッドが空くのを待つ。
デイルームは4テーブルあり、自動販売機が置かれている。
入院中、食事は出るけど飲み物は出ないので、この自販機のお世話になりそうだ。
うんうん、なかなかラインナップが豊富。
入院手続きを済ませると、手首にプラスチック製の管理タグを付けられた。
耳にタグを付けられる牛のような…なんだか家畜になった気分。
管理タグには氏名・生年月日・性別・IDが書かれている。患者取り違え防止かな。
病室は個室がお高かったので、大部屋を希望した。中はこんな感じ。
この病院は全室窓付きがウリらしく、細長い部屋に4名1列に患者を入れていた。
|ベッド|ベッド|共用トイレ|ベッド|ベッド| ←イメージ図
昔入院した別の病院は、四角い部屋の四隅に1名ずつという感じだったので、この構造はちょっと斬新である。
テレビは自販機で買えるテレビカードを差し込んで観るようになっている。
テレビカードは1,000度数で1,000円。テレビ視聴は1分1度。つまり1時間60円で観られる。(安いのか、高いのか)
冷蔵庫もテレビカードで使える。こちらは24時間100円。
テレビカードを差し込んで「冷蔵庫」のボタンを1プッシュすると、100度がカードから引かれるシステムだ。
院内で着るパジャマは自分で持ち込んでも良いが(前開き指定)、病衣セットをレンタルできるので私はそちらを申し込んだ。
病衣セットは他にタオル、ボックスティッシュ、コップと歯ブラシセットも付いてくるのですごく楽ちん。好きなときに交換してくれて、1日400円くらい。
カーテンを閉めて、ベッドに寝てみる。
「知らない天井だ……」(一度やってみたかっただけ)
ベッドは電動リクライニングで椅子みたいになるし、キャスター付きテーブルを使えば仕事が捗る。(食事もこんな感じで食べるよ)
手術前日は昼・晩と食事が出た。朝の手術なのに夜まで食べていいのは驚き。
▼お昼ごはん
▼晩ごはん
18時の食事後は、飲食禁止となる。
唯一飲んでいいのは経口補水液「OS-1」だけ。(自販機で買えと指示される)
術後の脱水防止のため、翌朝7時までに1本を飲み切ってほしいと言われた。
0S-1、久々に飲んだけどしょっぱいね。ポカリの甘さを抑えて塩を足した感じ。飲めないほどではないけども。
翌朝一番の手術だったため、点滴のルートを事前に確保したいとのことで、16時ごろ留置針を入れられた。
血管が出にくい&痛いの大嫌いな私、まさか手術前日に針を刺されるとは思ってなく、相当うろたえる。
案の定良い血管がなかなか見つからず、一度失敗されて2回目でなんとか入った。めっちゃ痛い。
術前だというのに、点滴針が気になってほとんど眠れなかった。ザ・神経質人間。
そもそも21時消灯っていうのが、いつも3時に寝てる私からすると無理ゲーなのである。
「副鼻腔炎手術 入院記② 〜手術日〜」へ続く。
コメント